アルバレスの決勝弾で接戦を制し、2位に浮上 | アトレティコ・デ・マドリー

チーム・協会

1-0でアトレティック・クルブを撃破

【©️Atleti】

アトレティコ・デ・マドリーは、ラリーガ第26節でアトレティック・クルブと対戦し、1-0で勝利。チャンピオンズリーグ・ベスト16でのマドリード・ダービーを控える中、貴重な勝ち点3を手にし、ラ・リーガ2位へと浮上した。

シメオネ監督は、欧州の舞台を見据えたメンバーを選択。2列目には若手を起用し、中盤にはバリオス、サイドにはジュリアーノとS・リーノを配置した。そして、前節バレンシア戦で2ゴールを挙げたアルバレスはベンチスタートとなり、代わってセルロートが最前線で先発に入った。

試合の序盤はアウェイのアトレティック・クルブが攻勢を強める展開。15分、イニャキ・ウィリアムズがポケットへ侵入し、ヒールパスでウナイ・ゴメスにボールを託す。彼は中央へクロスを上げ、イニゴ・ルイスがボレーで合わせるも、アトレティの堅守が立ちはだかり得点を許さなかった。

アトレティコにも決定機が訪れる。40分、グリーズマンからハビ・ガランへ展開すると、彼は左サイドからボックス内のファーサイドへクロス。最後は、セルロートが長身を活かしたヘディングシュートを放つが、相手DFがライン際でクリアし、先制点とはならなかった。

【©️Atleti】

前半をスコアレスで折り返すと、シメオネ監督は後半開始から積極的な選手交代を敢行。58分にはジョレンテやギャラガー、そしてアルバレスを投入し、より攻撃的な姿勢を打ち出す。

試合が動いたのは65分。デ・パウルがセンターライン付近から右サイドのジョレンテへ展開。ジョレンテは鋭いグラウンダーパスを前線に供給すると、ディフェンスラインを抜け出したアルバレスにロングパスが通る。アルバレスはキーパーとの1対1を冷静に制し、右コーナーへシュートを流し込んだ。

その後、アトレティコ・デ・マドリーはアトレティック・クルブの反撃を封じ、最終的に1-0で勝利。同日ベティスに敗れたレアル・マドリードを抜き去り、ラ・リーガ2位に浮上した。次戦はいよいよ、欧州の舞台で宿敵レアル・マドリードとのマドリード・ダービーが待っている。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント