【トレイルランニングシューズレビュー】Salomon 「S/Lab Ultra Glide (エスラボ ウルトラグライド)」
新感覚で別次元の快適さ。丸く凹んだ波打つソールが足裏の圧を軽減する新発明。
スタックハイトはフォアフット35mm、ヒール41mm、ドロップは6mm。Salomonのトレイルランニングシューズの中では最も厚いソールです。
足入れしてみると、しっかりしたモノメッシュの内側にニットが編み込まれているので、レーシングシューズの割に当たりが優しくて快適です。また、トウボックスはSalomonの中では明らかにゆとりがあります。さらに、フォアフットのセンター部分はモノメッシュがなくニットのみなので、しなやかでつま先の自由度が高くなっています。
トレイルを走ってみると、Salomonのシューズとしては群を抜いてソフトなクッションと、サイドのしっかりとしたサポートがうまくマッチして快適さと安定性を感じることができました。さらに、通常のシューズのようにソフトに沈み込むという感覚に加えて、足裏にかかる重みがどこか違うところへ吸収されて、自分の体重が軽くなったように錯覚してしまいます。この感覚は今までのシューズにはない新鮮なものでした。
「S/Lab Ultra Glide」を履いて一番楽しいのはやはり下りです。足への負担が少ないので、硬い路面でも最小限のダメージで駆け降りることができます。高いサイドウォールのおかげで左右の安定性も抜群です。走り終わった後の疲労感は通常よりも少なく、足全体のフレッシュさは保たれています。
(エスラボ ウルトラグライド)
・価格:¥26,400(税込)
・サイズ:22.5-31.0cm
・カラー:1色
・重量:280g(片足27.0cm)
・スタックハイト:35mm×41mm
・ドロップ:6mm
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ