食欲が止まらないのは栄養不足のサイン?その原因とは
お腹はいっぱいなのに食欲が止まらない……その原因について、栄養士・神原李奈さんが解説します。
【MELOS】
食欲が止まらないのは「栄養不足」のサイン?
神原先生:食べているにも関わらず食欲が止まらないのは、以下の可能性があります。
・必要な栄養素が不足している
・食事の栄養バランスが悪い
たとえば、たんぱく質が不足していると、空腹感が生じやすいと言われています。ちなみに、栄養不足になりやすい人にはこんな傾向があります。
・極端な食事制限をしている人
・外食が多い人
・食べ物の好き嫌いが多い人
・1回の食事量が少ない人
・必要な栄養素が不足している
・食事の栄養バランスが悪い
たとえば、たんぱく質が不足していると、空腹感が生じやすいと言われています。ちなみに、栄養不足になりやすい人にはこんな傾向があります。
・極端な食事制限をしている人
・外食が多い人
・食べ物の好き嫌いが多い人
・1回の食事量が少ない人
食欲増加はストレスやホルモンの影響でも起きる
神原先生:食欲増加はほかにもストレス、ホルモンバランスの乱れでも起こることがあります。
原因1 ストレス
神原先生:脳がストレスを感じると、食欲が増しやすくなります。それは、以下の変化が体内で起こるためだと考えられています。
ストレスにより、身体に危険が起きたと感知
↓
危険に対応しようとストレスホルモン「コルチゾール」が増加
↓
食欲抑制作用を持つホルモン「レプチン」が減少
神原先生:脳がストレスを感じると、食欲が増しやすくなります。それは、以下の変化が体内で起こるためだと考えられています。
ストレスにより、身体に危険が起きたと感知
↓
危険に対応しようとストレスホルモン「コルチゾール」が増加
↓
食欲抑制作用を持つホルモン「レプチン」が減少
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原因2 女性ホルモンの影響
神原先生:排卵期から月経前は「プロゲステロン(女性ホルモン)」の分泌量が増加して、下記の働きがあるため、食欲が増すと言われています。
・妊娠に備える
・血糖値が変動しやすくなる
また、月経前は「エストロゲン(女性ホルモン)」の分泌量が減少しやすい傾向にあります。その結果、心身をリラックスさせる「セロトニン」の働きを調節する作用が弱まり、精神が不安定になり、食べ過ぎると言われています。
神原先生:排卵期から月経前は「プロゲステロン(女性ホルモン)」の分泌量が増加して、下記の働きがあるため、食欲が増すと言われています。
・妊娠に備える
・血糖値が変動しやすくなる
また、月経前は「エストロゲン(女性ホルモン)」の分泌量が減少しやすい傾向にあります。その結果、心身をリラックスさせる「セロトニン」の働きを調節する作用が弱まり、精神が不安定になり、食べ過ぎると言われています。
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