Qi35レスキュー3モデル徹底比較!あなたにぴったりの「お助けクラブ」はどれ?
Qi35 レスキューの特徴
しかし、今作は、やさしいレスキューを求めるゴルファーに向けて、しっかりと進化している印象があります。
前作のQi10シリーズには、ツアーモデルのレスキューがありました。アイアンのような形状で、強い球をコントロールして打つクラブという印象でした。
しかし、今作ではツアーモデルがなくなり、アスリートが使うような、あるいはボールコントロールを重視するゴルファーが求めるクラブは、このQi35コアモデルが担うことになりました。
Qi10 ツアーモデルのポジションはQi35ではコアモデルとなり、ラインナップも変更されました。従来、コアモデルは3番まででしたが、今作では17度の2番からラインナップされ、カスタムポジションではありますが、2番から5番25°まで展開されています。
Qi35 MAX レスキューの特徴
非常にミスに強く、安定して高い弾道を打てるように進化しています。
番手構成も変更されました。非常に低い番手までラインナップされており、こちらは5番27°ですが、7番35°まで設定されています。
このラインナップは、どちらかというとロングアイアンが苦手で、レスキューでロングアイアンの代わりを探しているゴルファーに向けたものという印象です。
Qi35 MAX LITE レスキューの特徴
軽量化だけでなく、専用設計のシャフトを採用するなど、ヘッドも軽量化に合わせて扱いやすさを追求した設計になっています。
これらのクラブは、飛距離や高さを出すことができる反面、少しでも曲がると大きなロスにつながりやすいという側面も持ち合わせています。そのため、今回の進化では、そうした点をしっかりとケアし、ミスに強く安定した球を打てるように改良されたと言えます。
特に、Qi35 MAX LITEレスキューは、ヘッドスピードが遅いゴルファーに最適な仕様となっています。
Qi35 レスキューシリーズの選び方
前作と比較すると、ポジショニングが大きく変化しています。コアモデル同士で比較するのは難しいかもしれませんが、コントロール性能は間違いなくQi35の方が優れています。
ミスへの強さについては、確かに向上していますが、今作の方がより強い球を打てるようになったと感じます。これは重心点の変化によるものと思われます。前作のQi10を使用しているゴルファーは、ぜひ打ち比べてみてください。もし今回のQi35コアモデルが難しいと感じたら、MAXモデルを試してみるのがおすすめです。
このように、コアモデルとMAXモデルを上手く使い分けることで、プレースタイルに合わせた最適なレスキューを選ぶことができるでしょう。ぜひ実際に試打して、ご自身がレスキューに求めるものが「狙うこと」なのか「お助け」なのかを明確にしてみてください。それによって、MAXモデルを選ぶべきか、コアモデルを選ぶべきかが決まってくると思います。
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