冬は平均5打くらいはスコアが落ちる? 寒風ゴルフでもスコアを落とさない秘訣

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冬の間は春と秋のベストシーズンと比べるとスコアが5打くらい悪くなっても当たり前です。ただ、冬ゴルフの適切な対策をすることで、ある程度はスコアの悪化を抑えることができます。冬の難しいコンディションでラウンドすることで、ゴルフのスキルアップにつながり、ベストシーズンでライバルに差をつけることができますよ!

寒い時期でもスコアを落とさない秘訣は?

先日、ゴルフ友達とラウンドしている時にこんな話になりました。ゴルフ友達から「冬になると寒いし、風も強い日も多くなるよね。そんな寒風の中でも大叩きを回避して、スコアをキープする秘訣はあるの?」と聞かれました。

私は「冬の間はスコアが悪くなるのはある程度しょうがないと思っているよ。過去の平均スコアでも春と秋のベストシーズンと比べると、12月から3月までは5打ぐらいは悪くなる。昔より冬ゴルフの経験値もあがっているので、スコアの差は小さくなっていると思う。」と答えました。

冬ゴルフは難しい主な理由は下記の通りです。

「寒くて飛距離が落ちる」
「強い風が吹く日が多い」
「グリーンが凍っている」
「芝が薄い」


ただ、それぞれに適切な対策をすれば、ある程度スコアを悪くなることを防ぐことはできます。

それでもベストシーズンのようなスコアを期待するのは難しいので、ご自身の目標スコアのハードルを下げてラウンドすることをオススメします。冬の難しいコンディションでラウンドをしていると、ゴルフのスキルアップにつながり、ベストシーズンでライバルに差をつけることができるはずですよ。

飛距離が落ちることへの対策は?

冬はベストシーズンと比べると、各番手の飛距離が10〜15ヤードぐらい落ちると言われています。シンプルな対応策としては、ベストシーズンの飛距離を基準にして飛ばそうとして力むよりは、冬なので飛ばないと自覚して1番手大きいクラブを持つことです。

また、冬に飛距離が落ちるのは、気温が低くて体が動きづらいのと厚着をしていることでヘッドスピードが遅くなるためです。ラウンド前に準備運動を入念にして、ラウンド中の待ち時間でストレッチ等で体を動かして、なるべく寒さで体が固まることを防ぐことも重要です。

機能性インナーの重ね着やカイロ、帽子やミトン、ネックウォーマーなどの防寒対策グッズを使って、できるだけ厚着にならないようにするとヘッドスピードが落ちることを抑制することができます。

たまに、ダウンジャケットを着たままラウンドをしている方を見かけますが、ショットの時にダウンジャケットを脱ぐだけでもスイングはしやすくなります。ただ、ダウンジャケットを脱いだり着たりするにはある程度時間がかかりますので、スロープレーにならないようには注意してください。

強い風への対策は?

冬になると北風が強い日が多くなります。ベストシーズンでも風の強い日はありますので、冬は風対策の練習をするには絶好のチャンスです。風対策の王道はやはり低いボールで風の影響をできるだけ避けることです。

アイアンはライン出しを積極的に使うのがオススメですし、まだ上手く打てない方はライン出しを実戦で練習する機会になります。ドライバーやウッド、ユーティリティでもグリップをいつもより短めに持って、飛ばそうとするよりはミート率重視のショットを打つようにした方が風の影響を受けづらくなります。

強いアゲンストの場面では、風に負けないように強くインパクトをしたくなりますが、なるべくやさしくインパクトをするようにスイングした方が、バックスピン量が増えずにアゲンストに負けないボールを打つことができます。

次回も寒風ゴルフでスコアを落とさない秘訣を説明させていただきます。それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール
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(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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著者プロフィール

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