ランニングをすると、どんな効果が期待できる?改めて知りたい6つのメリット

MELOS -メロス-
ランニングは外見の変化を促進してくれるだけでなく、精神的な部分にも効果が期待できます。ここではランニングがもたらす効果について、Feel株式会社代表・トレーニング指導士の長岡智津子さん監修のもと紹介します。

【MELOS】

ランニングがもたらす効果とは

健康的な心臓になる
ランニングを定期的に行うことで、健康的な心臓になることが分かっています。

Frontiersが出した内容(※1)によると、ランニングした人はしない人に比べて心臓が強く、心拍数が低い傾向があるようです。

安静時に心拍数が高い場合、心臓が1回の拍動で十分な血液を送り出せていない可能性があります。Heartが出した論文(※2)によると、安静時の心拍数が10回増加するたびに死亡率が16%増加するという調査結果も出ています。

体重が減る
ランニングを継続することで、体重の減少が期待できます。適度なランニングによって筋肉量が増えるために基礎代謝が高くなるからです。

基礎代謝が高い人と低い人は、普段の生活で消費できるカロリー数が大きく異なります。

ランニングの場合、筋肉が強化される上に、脂肪の燃焼が効率よく行われるので、体重を減らしたい人、ダイエット目的の人におすすめです。

骨密度が高まる
ランニングは骨密度を高める運動としても有効です。

人間の骨は刺激を与えることで骨密度を高めようとします。ランニングは主に下半身に刺激が入りやすいトレーニングなので、定期的に続けることで、加齢による骨量減少を防ぐことができます。

骨量は30歳をピークに減少すると言われていますが、定期的なランニングによって年齢を重ねても健康維持を目指すことができます。

肩こりや腰痛が改善しやすくなる
ランニングは全身運動なので、肩や腰の血行が促進され、肩こりや腰痛などのトラブルが生じにくくなります。

しかし、そのためには、ランニングの正しいフォームが大切です。誤ったランニングフォームで走り続けると、余計な箇所に負荷がかかり、かえって肩や腰を痛める原因となります。

(※1)Left Ventricular Structure and Function in Elite Swimmers and Runners
(※2)Elevated resting heart rate, physical fitness and all-cause mortality: a 16-year follow-up in the Copenhagen Male Study
ストレス解消をサポートする
ランニングを行うことで、ストレスの解消も期待できます。

走ると全身の血行が促進され、脳機能の刺激が起こります。それにより頭の中がスッキリし、ストレス解消を感じることができるでしょう。

また、ランニングによって「セロトニン」という幸せホルモンや「β-エンドルフィン」「ドーパミン」といったホルモンが発生するので、なにか嫌な気分になったり落ち込んだりしても、気分を落ち着かせてくれるでしょう。
睡眠の質が高まる
ランニングをすることで、睡眠の質が高まりやすくなります。全身運動を行うことで適度な疲労が溜まり、深い睡眠へ導いてくれるからです。
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