脂肪燃焼トレーニング「HIIT(ヒット)」、キツくなくても効果あるってホント?
高強度インターバルトレーニング「High Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」 、通称HIIT(ヒット)。
短時間で強度の高い運動を繰り返すことで、効率的な脂肪燃焼が可能となり、心肺能力に関しても効果があることもわかっています。
唯一の難点は「とにかくキツイ」こと。
しかし、HIITは限界まで追い込まなくても効果が期待できるという論文があります。
短時間で強度の高い運動を繰り返すことで、効率的な脂肪燃焼が可能となり、心肺能力に関しても効果があることもわかっています。
唯一の難点は「とにかくキツイ」こと。
しかし、HIITは限界まで追い込まなくても効果が期待できるという論文があります。
【MELOS】
HIITはきつくなくても効果がある?
運動の強度はそれほど高くなくても、へとへとになるまで取り組んだ場合と効果がさほど変わらないとする論文が、ブラジルの研究グループが行った研究から発表されたのです(※1)。
強度の高い運動を4分間4ラウンド、ラウンド間に2分間の休息を挟むメニューを、全力で行うグループと6割程度の強度で行うグループに分けて、乳酸および心拍数の反応を比較しました。
その結果、両者の間にトレーニング効果の大きな違いは生じなかったとのことです。
(※1)Is Perceived Exertion a Useful Indicator of the Metabolic and Cardiovascular Responses to a Metabolic Conditioning Session of Functional Fitness?
Tibana et al., 2019
https://www.mdpi.com/2075-4663/7/7/161
強度の高い運動を4分間4ラウンド、ラウンド間に2分間の休息を挟むメニューを、全力で行うグループと6割程度の強度で行うグループに分けて、乳酸および心拍数の反応を比較しました。
その結果、両者の間にトレーニング効果の大きな違いは生じなかったとのことです。
(※1)Is Perceived Exertion a Useful Indicator of the Metabolic and Cardiovascular Responses to a Metabolic Conditioning Session of Functional Fitness?
Tibana et al., 2019
https://www.mdpi.com/2075-4663/7/7/161
「6割ほどでトレーニングする方が全力で取り組むより体にいい」
効果が同じ程度なら、怪我のリスクが減る、心理的につらくならないということで、6割ほどでトレーニングする方が全力で取り組むより体にいい。それがこの論文の結論となっています。
筆者はへとへとの極限状態になるまで追い込むトレーニングを信じ、自ら実践してきただけではなく、指導でもそのように伝えてきました。ですからこれらの論文は非常に衝撃的な結論です。
同様の思いで受け止めている方も多いことでしょう。しかしどうやら、HIITはもう少し穏やかに行ってもそれなりの効果があるようです。
筆者はへとへとの極限状態になるまで追い込むトレーニングを信じ、自ら実践してきただけではなく、指導でもそのように伝えてきました。ですからこれらの論文は非常に衝撃的な結論です。
同様の思いで受け止めている方も多いことでしょう。しかしどうやら、HIITはもう少し穏やかに行ってもそれなりの効果があるようです。
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