更年期障害を乗り切る「最強食材」総チェック! 生活習慣もあわせて確認

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前回は、40〜50代女性に多い、更年期障害について、症状を重くさせないためのメンタルケアについてご紹介しました。

今回は、更年期障害をうまく乗り切るための生活習慣のポイントについてお話します。

まずは食事が大切

生活習慣の中でも特に大切なのが、食事です。しっかりと栄養のあるご飯を食べるように心がけましょう。

中でも、漢方的にいわれている「補腎作用」のある食材は体に良いとされています。老化予防をするとされているものですね。

こちらが、それに該当する食材です。

《野菜》
山芋、キャベツ、椎茸、キクラゲ、ニラ、そら豆、セロリなど

《果物》
くるみ、ごま、黒豆、栗、銀杏、クコの実など

《タンパク質》
肉類(羊、牛、鳥、豚、鹿)、ドジョウ、スッポン、ウナギ、なまこ、アワビ、イカ、エビ、ウナギなど

《その他》
シナモン、山椒、自然塩、海藻など

特にタンパク質に関しては、毎日摂取した方が良いです。

年を重ねるごとにタンパク質を食べなくなることが多くなるので、最低でも1日1回は必ず摂取するようにしましょう。

「規則正しい」を意識する

人間は動物ですから、規則正しい生活をすることが非常に大切になります。

具体的には、
・決まった時間に起きる
・決まった時間に食事をとる
・決まった時間に寝る

これらを毎日続けることが大切です。

ただ、更年期障害は、調子の良し悪しがありますので、調子が良い時は仕事や余暇を優先ささせるなど、そこまでしっかり取り組まなくても大丈夫です。ただ、調子が悪いなと感じる時期こそ、早めに規則正しい生活を心がけましょう。

交感神経と副交感神経の切り替えも大切

若い時は昼間ガンガン働いて、夜になったらパッと休むことができます。

昼間は交感神経を緊張させて、仕事を能率よくできる一方で、夕方になると副交感神経を優位にさせてのんびりするのが動物です。

ですが、年を重ねてくると、昼間から夜の「交感神経から副交感神経」へのスイッチング能力がだんだんと落ちてきてしまいます。

この切り替えを自分の中で意識的におこなうことが大切になってきます。

例としては、夕飯を作り片付けるまでは忙しいものの、その後は意識してのんびりゆっくりする努力をしなければいけないということです。

具体的には
・お風呂に入る(香りなどにもこだわる)
・休日はマッサージにいく(普段はセルフマッサージでも良い)
・寝る1時間前くらいになったら部屋を暗くする

などです。

そして最も大切なのが、運動です。

運動なしに50歳以降の「健康な人生はない」といっても過言ではないくらい運動は重要です。

頻度としては、週2、3回で1日40〜60分程度がオススメです。

ウォーキングやジョギング、軽い筋トレなどが良いと思います。

今回は、更年期障害を乗り切るために大切な食事法、生活習慣でのポイントについてご紹介しました。

少しずつできる範囲でいいので、是非おこなってみてください。
[文:女性医療クリニックLUNA]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

※この記事は2024年9月20日の再投稿(再編集)記事です
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