医師が語る、足がつりやすい人が意識すべき「3つの生活習慣」とは

MELOS -メロス-
足がつる原因には、電解質のバランス不足や筋肉や神経の異常、水分不足などが挙げられますが、日々の生活の中にも、意識して取り組むべきポイントがあります。

公立学校共済組合関東中央病院 心臓血管外科部長で二子玉川女性のクリニック下肢静脈瘤担当の佐賀俊文先生監修のもと、足がつりやすい人が意識したい生活習慣のポイントを紹介します。

【MELOS】

1.水分補給をこまめに行う

汗をかいた後や水分摂取が少ない場合、血液の循環が悪化し、筋肉の痙攣を引き起こすことがあります。

運動前後や日常生活でも、こまめに水を飲むことで脱水を防ぐことができます。とくに夏場や運動時には喉が渇く前に飲みましょう。

2.ストレッチや軽い運動をこまめに行う

筋肉を柔らかく保つために、定期的なストレッチを行いましょう。とくに、寝る前にふくらはぎを伸ばすストレッチを行うと、夜間の足の痙攣を防ぐ効果が期待できます。

3.長時間の立ち仕事を避ける

長時間の立ち仕事は、血液の流れの鬱滞と下肢静脈瘤発症の原因にもなります。

どうしても仕事でしなければならい場合は、弾性ストッキングの着用や、1~2時間毎のストレッチを心がけましょう。

こんな人は足がつりやすい! 足をよくつる人の特徴

足がつりやすい人には、いくつかの共通する特徴があります。

・筋肉疲労が溜まりやすい人(ランナーやハードなトレーニングをする人)
・水分不足やミネラル不足の傾向がある人(とくにマグネシウム、カリウム不足)
・長時間同じ姿勢を取りがちな人(デスクワーク、立ち仕事)
・下肢静脈瘤を発症している人
・運動不足による筋力低下
・偏った食生活をしている人(塩分不足、または摂り過ぎ、)
・血行不良がある人(冷え性、糖尿病、高血圧など)
・妊娠中の女性や加齢による影響

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