【アドレスの入り方】筆者のルーティンを説明します!決まった動きで緊張が減る

Gridge(グリッジ)

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今回は、「打つ前の、アドレスの入り方」について説明していきます。

皆さん自分のアドレスの入り方って一律でしょうか? ルーティンなど決まっていますか?

・適当にやってる
・毎回違う
・考えたこともない

そういった方は、当記事を読めばアドレスの重要性やルーティンの必要性、またどうやってアドレスに入れば良いのかわかると思います。

それでは順番に説明していきます!

ルーティンって重要? 決まった動きが緊張を減らす

打つ前のアドレスに「決まった動きで入る一連の動作」のことをルーティンと言います。

これはまぁ知っている方も多いと思います。ゴルフに限らずいろいろな所で使われいる言葉ですよね。

なぜ決まった動きをするのか? それは「いつもと同じ動きをすることにメリットがあるから」です。

例えば練習で打つ150ヤードと、何かの大会で観客がいる中で打つ150ヤードは同じでしょうか?

練習は自分以外誰も見ていない訳で、失敗したって何の痛みもない。しかし大会の150ヤードはミスショットをすればスコアは崩れるし、観客はがっかりする。そもそも期待の目で見られている。

心理的プレッシャーは言うまでもありません。

そうした時にルーティーンが大切になってくるんです。反復した動きは集中力を高め、緊張を軽減させてくれます。

有名どころで言うと、プロ野球のイチロー選手ですね。バッターボックスの入り方や所作を毎回変えないのは当たり前。それどころか毎朝のカレーもルーティンの一つだと言うから驚きです。

どんな状況下でもいつもと同じパフォーマンスをするため、ルーティンを決めて持続させましょう。

1.素振り3回行い、後方から目標を定める

ここからはあくまで参考に、僕のルーティンを紹介していきます。ちなみにこのルーティンは国内外問わず、僕が影響を受けた現役プロのルーティンを真似ました。

まず最初にやること。仮にティーショットとしましょう。

とりあえず素振りを3〜4回します。この時までにどんな球筋を打つか決めておきます。

僕の持球はフェードですが、コースによってはフェードよりスライスのほうが適した場合があります。

クラブ軌道で打ち分ける僕は、この素振りの段階で軌道調整します。

3〜4回の素振り後、ティーの真後ろに立ち目標地点を決めます。

「あそこにこんな感じの球筋で」くらいのアバウトな感じで決めています。

2.球の前に立ったら、3回芝をクラブで叩く

素振りをし、後から目標設定をしたら球の横に立ちます。この時、球の横に来てから素振りをする人がいますが、僕はあまりおすすめしていません。

なぜなら後方から確認した残像が、直前のスイングで頭から消えてしまうから。なので素振りは後方からの目標確認前の1回で終わりにしています。

では球の横に立ってから目標地点を見て、打つ動作に入っていきます。

目標方向を確認し、残像が消えない内にスイングへと移行します。その際気を付けている点は二つ。

まず体が固まらないように、打つ直前にクラブヘッドで芝を3回ほど叩きます。トントントンといった感じ。体全体で上下するのではなく、手元のみを使って動かします。

そこから動き出しのタイミングですが、僕の場合「あごを引く」のが始動の合図。

このあごを引く動作がないとスイングを開始することができない。合図も何もなしだと、どこを始点に動き出すのか混乱してしまう。

ルーティンはいつも通りの動きをするためのもの。

芝をトントン、あごを引く。この二つが揃わないとぎこちないスイングになってしまいます。

なので個人的にはかなり重要性の高い動きとなります。

アドレスの入り方は好きなプロの真似から始めれば良い

冒頭でも説明しましたが、こういったルーティンを決める際におすすめなのは、真似をすること。

好きなプロを見つけ、とにかくいろいろ真似をする。最悪好きなプロでなくても活躍しているプロでも良いです。いやもっと言えば、顔が好み、使ってるクラブのメーカーが一緒などの共通点でも良い。

とにかくプロの真似をする。

なぜそんな動きをするのか? 特に意味はわからなくても大丈夫。やるだけやってみるのです。

その中でしっくりくる動きがやがて見つかります。そこでやっと調べればいい。

なぜあのルーティンを入れるのだろう? 何の意味があって、どんな効果が期待できるのか?

その真似をしたプロをネットで検索すれば良い。大概はインタビューやレッスンの話で触れていたりします。

仮にやっている意味が見つからなくても、何かしらの意味はあります。何せプロがやっているルーティンですから無意味ってことはあり得ない。

後はしっくりくるかという相性の問題です。

まとめ・アドレスの入り方はルーティンを決めておこう

ということでまとめます!

【アドレスに入る際のルーティン】
1.素振りをして後から目標を決める
2.球の横に来たら素振りはしない
3.芝を数回叩き、始動の合図はあごを引く

以上になります!

ルーティンなので、どれが正解とかはありません。ただ緊張や無駄な動きを和らげてくれたりする効果があるのでやらないのは絶対に損。

特に決めたルーティンがない方や、真似したいルーティンがないのなら、紹介した僕のルーティンを採用してみてください。

効果はすぐ現れないし、そもそもルーティンまでに落とし込むのは時間が掛かります。ルーティンとは習慣なので数をこなさないと体に浸透しませんから。

少し長い目で考えておくと良いでしょう。

無料だし誰でもできるのだからやらないのは損です。

それではまた!
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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