アプローチで重要なのはボール位置とスタンス!【ランニングアプローチ編】

Gridge(グリッジ)

【(c)photo-ac】

スコア100切りを目指すアベレージゴルファーにとって、スコアメイクのカギを握ると言ってもいいのがアプローチ。

多くの人がサンドウェッジやアプローチウェッジを使ったピッチ&ランのアプローチを打とうとしますが、アベレージゴルファーはできるだけランニングアプローチを選択するべきだと思います。

ウェッジは難しいクラブ

多くのアベレージゴルファーがアプローチでサンドウェッジ1本だけを持ってグリーン周りに向かいます。

確かにプロのトーナメントではほとんどのプロゴルファーがサンドウェッジを使っていますが、あれは高速グリーンだったり深いラフという厳しいコースセッティングだからなのです。

それにブロゴルファーは、サンドウェッジで高い球やスピンをかけることでボールを止めることができますからね。

しかしアベレージゴルファーがプロのようにウェッジを使いこなすのは非常に難しい。

サンドウェッジをはじめとするウェッジというクラブは、ロフトが多い分リーディングエッジが刺さりやすく、ダフりやチョロが出やすいですし、スピンのかかり具合が打つたびにまちまちになりやすいのです。

サンドウェッジでピンの近くにキャリーさせようとしたつもりが大きくショート……なんてことになっていませんか?

使うクラブは7~9番アイアンがオススメ!

ランニングアプローチはキャリーをあまり出さずに大きく転がしたい時に使うショットです。

「ゴルフはゴロフ」と言われるように、グリーン周りのアプローチはできるだけ転がして寄せたほうがミスが出にくいですし、カップに寄せやすいです。

プロゴルファーだってまずはパターでの転がしやランニングアプローチで寄せられないかを考え、それが難しい状況ならピッチ&ランやピッチ(ロブ)ショットで寄せていくのです。

キャリーとランの割合はピッチ&ランで1:1、そして1:2とか1:3だとランニングアプローチという考え方もありますが、私の中ではアベレージゴルファーにとっては1:2の割合はピッチ&ランだと考えたほうがいいと思います。

私の場合は、ランニングアプローチはキャリーとランの割合を基本1:4で考えます。

ですので、ランニングアプローチで使用するのは8番のショートアイアン。

ピンまで20ヤードなら8番アイアンで4ヤードキャリーのランが16ヤードで1:4です。

よりパターのように転がしたいのであれば7番アイアン、ピンまでの距離が近いなら9番アイアンがしっくりくるという人もいるでしょう。

特にチャックリのミスが出やすい人は、7番アイアンを含めたロフトの立ったアイアンを使ったほうがミスは少ないはずです。

サンドウェッジでのピッチ&ランを選択してキャリーを10~12ヤードくらい出すより、ランニングアプローチで3~5ヤードキャリーさせて転がすのとどちらが簡単だと思いますか?

パターを打つ感覚で

バンカー越えやグリーンエッジからピンまでの距離が近いなどの特殊な状況でない限り、ランニングアプローチで転がして寄せることを考えましょう。

クラブはショートアイアンを使い、グリップは短く持ちます。

インパクトでカツンとクラブが強く入ると距離が合わなくなる(トップなど)ので、
いつもよりボールの近くに構えて、パターと同じストロークで打つようにしましょう。

ボールの位置はピッチ&ランより右寄り。

スクエアに構える人なら右足親指の前くらいでしょうか。

ボールの位置を常に同じにして、アプローチの基本であるハンドファースに構えることで、キャリーの距離感が安定しますよ。

ランニングアプローチは初心者っぽくてカッコ悪いなんて思うかもしれませんが、むしろランニングでピンにピッタリ寄せたりチップインが出たほうが非常にカッコ良いですよ!

(実際にピッチ&ランよりランニングのほうがチップインの確率はかなり上がります)

グリーン周りのアプローチが苦手な人は、ぜひランニングアプローチを練習してみてください!

それでは、また!

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