難しい斜面こそシンプルに考える。シンプルな斜面からの打ち方

Gridge(グリッジ)

【(c)GettyImages】

今回は斜面からの打ち方について書いてみたいと思います。

斜面からの打ち方って少し難しいですよね。

皆さんの参考になれば幸いです。

左足下がりは左足1本のイメージ

左足下がりって、苦手としている方が多いですよね。

やはり前方側の足が下がっていると、バランスが取りづらくなります。

慣れないうちは、前足に体重を乗っけるくらいのほうが足元が安定します。

スキーやスノーボードでも斜面で体の後ろに体重を乗せたまま滑ると、どんどん後傾になり、安定しませんよね。

ゴルフでもバランスを安定させるのが重要です。

構えて何度か素振りしたら、左足1本で立って振るようなイメージでコンパクトにスイング♪

ポイントは膝を曲げ過ぎないで楽に振ることです。

体重移動よりは、肩から肩までの振り幅のイメージで振るとキレイに打てますよ。

フォローからフィニッシュもコンパクトにするイメージだと上手くミートしやすくなりますよ。

左足上がりは右足1本のイメージ

左足上がりは、右足一本で打つイメージです。

このショットも大振り厳禁で、肩から肩のイメージで振ることが大事です。

私の場合で言うと、左足下がりとは逆に右足を中心に振るイメージです。

強振すると左へ行きやすいライですので、あくまでもコンパクトにミートを大事にするイメージで振っていきましょう。

こちらも膝の曲げ過ぎには注意です。

斜面なりに立って、慣れないうちは何度か素振りをして、肩の力を抜いて振っていきましょう。

打ち込むだけのイメージで打つ人も多いですが、打ち込むイメージが強過ぎると、上体が力みやすくなるので、注意したいところです。

シニアの上級者の方で、パンチショットが得意な方は、このライを苦にしない人が多いです。

番手選択は慎重に

傾斜のライの場合、傾斜のキツさの程度にもよりますが、私の場合、あまりにも傾斜がきつい場合は、せいぜい7番アイアンくらいまでしか使いません。

180ヤード残っていて、左足上がりのライがキツい場合、届かないと判断して、安全なところを狙いレイアップする(刻む)場合が多いです。

素振りで打てそうかどうか、リハーサルをしてから打つ感じです。

傾斜からのライは残り距離だけで判断せず、自分なりの打てる番手とマネジメントを考慮したうえで、ショットに臨みましょう。

皆さんの参考になれば幸いです。
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