ライン読みは、できるだけ目線を低くする
【(c)GettyImages】
カミロ・ビジェガスというプロゴルファーを覚えていますか?
かつて、世界ランキングのトップ10にもいたコロンビア出身の実力者です。
2007年には、日本でコカ・コーラ東海クラシックにも勝っています。
彼はパッティングラインを読む姿から「スパイダーマン」と呼ばれていました。
かつて、世界ランキングのトップ10にもいたコロンビア出身の実力者です。
2007年には、日本でコカ・コーラ東海クラシックにも勝っています。
彼はパッティングラインを読む姿から「スパイダーマン」と呼ばれていました。
石川遼も真似たビジェガスのライン読み
ビジェガスは地面を這いつくばるようにしてパッティングラインを読む独特のポーズから「スパイダーマン」と呼ばれ、来日したときには大きな話題になりました。
トーナメントで同組になった石川遼がこれを真似し、スパイダーマンポーズでラインを読んでいました。
石川によると、「普通に読むより、ラインがよく見える」とのことでした。
ビジェガス本人は、自身のポーズについて、「より正確にラインを読もうと、地面スレスレに顔を近づけていった結果、自然に生まれた」と言っていました。
トーナメントで同組になった石川遼がこれを真似し、スパイダーマンポーズでラインを読んでいました。
石川によると、「普通に読むより、ラインがよく見える」とのことでした。
ビジェガス本人は、自身のポーズについて、「より正確にラインを読もうと、地面スレスレに顔を近づけていった結果、自然に生まれた」と言っていました。
目線が高いと、小さな傾斜が見えにくい
つまり、目線というのはできるだけ低くしたほうが、ラインが読みやすいということです。
目線が高くなるほど、小さな傾斜は大きな傾斜に埋没してしまうのです。
視線を徐々に下げていくと、ボールとカップの間にある細かい傾斜が、段々ハッキリ見えるようになってきます。
上面に傾斜がついている箱を真上から見ても、傾斜があるかどうか分かりませんが、視線を落として、箱を真横から見るような角度になれば、傾斜がよく分かります。
それと同じ理屈です。
とは言うものの、ほとんどの人がその程度の理屈は分かっています。
分かっているから、ラインを読むときは、たいていの人がしゃがんでいます。
しかし、実際はしっかり傾斜が判断できる位置まで目線を低くするゴルファーは、そう多くはいないでしょう。
目線が高くなるほど、小さな傾斜は大きな傾斜に埋没してしまうのです。
視線を徐々に下げていくと、ボールとカップの間にある細かい傾斜が、段々ハッキリ見えるようになってきます。
上面に傾斜がついている箱を真上から見ても、傾斜があるかどうか分かりませんが、視線を落として、箱を真横から見るような角度になれば、傾斜がよく分かります。
それと同じ理屈です。
とは言うものの、ほとんどの人がその程度の理屈は分かっています。
分かっているから、ラインを読むときは、たいていの人がしゃがんでいます。
しかし、実際はしっかり傾斜が判断できる位置まで目線を低くするゴルファーは、そう多くはいないでしょう。
カップの反対側からもラインを読む
傾斜をより正確に判断するために、顔の位置をどんどん下げていった結果が、スパイダーマンポーズになっていったのです。
そこまでしなければ、納得のいくライン読みの結論が出せないということです。
だからといって、すべてのゴルファーに「スパイダーマンポーズ」をすることを勧めるわけではありませんが、ただしゃがみこむだけでなく、さらにもう一段顔を低くする意識を持つだけで、見えなかった傾斜が見えてくるかもしれません。
また、ボールの後方からラインを見ているだけでは、どうしても傾斜が分からないこともあります。
そんなときは、カップの反対側から読むと、見えなかった傾斜が見えてくることもあります。
スロープレーに気を付けて、同伴者がプレーしている間に、反対側に回ってラインを見ておくことも大切です。
そこまでしなければ、納得のいくライン読みの結論が出せないということです。
だからといって、すべてのゴルファーに「スパイダーマンポーズ」をすることを勧めるわけではありませんが、ただしゃがみこむだけでなく、さらにもう一段顔を低くする意識を持つだけで、見えなかった傾斜が見えてくるかもしれません。
また、ボールの後方からラインを見ているだけでは、どうしても傾斜が分からないこともあります。
そんなときは、カップの反対側から読むと、見えなかった傾斜が見えてくることもあります。
スロープレーに気を付けて、同伴者がプレーしている間に、反対側に回ってラインを見ておくことも大切です。
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