松山英樹3年ぶりのVに期待! “最後の”ZOZOチャンピオンシップが24日開幕
2021年チャンピオン、オリンピック銅メダリストの松山英樹が今シーズン日本に初上陸!(写真は2024年ZOZOチャンピオンシップ 撮影/相田克己) 【ゴルフサプリ】
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初代王者はタイガー・ウッズ
コロナ禍で海外渡航が大幅に制限された翌2020年はアメリカでの開催となったものの、2021年は松山が優勝。4月の「マスターズ」で日本人初のメジャー制覇を達成した年だったこともあって、大会は大いに盛り上がりました。
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アジアで唯一のPGAツアー
そのためPGAツアーとしてはスポンサーや大会名。コースが変わっても引き続き日本で開催されることを望んでおり、新たなスポンサーを探している状況です。
大会スポンサーになるための費用は……
ではPGAツアーの大会のスポンサーになるためには、どれぐらいの費用が必要となるのでしょう。
今年の「ZOZO」の賞金総額は850万ドル(約12億8300万円)です。ただし実際に大会を開催するためには、他にもアメリカから来るPGAツアー選手や関係者の旅費。コース内も通常の日本のトーナメントで見られる仮設テントではなく、立派なVIP&スポンサー向けのマーキーを造ることが必要になってくるため、費用の総額は30~40億円といわれています。
1社が大部分、あるいは半分以上を負担して大会名にもなるようなメーンスポンサーになる。
または細かいスポンサーをたくさん集める手法もありますが、いずれにしてもかなりの金額を集める必要があります。
そこでカギになるのが松山の活躍です。それこそ3年ぶりの優勝をしてくれれば最高で、スポンサーセールスの際に「今年、松山が勝った試合のスポンサーになるのはいかがですか?」との“殺し文句”が使えます。
通算2勝している日本開催の大会となれば今後も松山が出場する可能性は高く、そうなれば相手が興味を持ってくれる度合いは格段に高まります。
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オリンピックでは監督、プレジデンツカップでは副キャプテンと絆が深くなった丸山茂樹も練習ラウンドに帯同(写真は2024年ZOZOチャンピオンシップ 撮影/相田克己) 【ゴルフサプリ】
練習ラウンドでは積極的にファンサービス
練習ラウンドの合間にも積極的にファンのサインの求めに応じるなど、率先して大会を盛りあげようとしているシーンがありました。
2月の「ジェネシス招待」。8月の「フェデックス・セントジュード選手権」と合わせて年間3勝目を挙げると、PGAツアーでは自身初になります(シーズン3勝は2016~17年シーズンに続いて2度目)。
パリ五輪での銀メダル獲得に続く明るいニュースで、スポンサー希望がこぞって手を挙げるような状況になってほしいものです。
(取材・文/森伊知郎)
ゴルフサプリ 【会見では「ZOZO」への思いとオフのことを話してくれた。(写真は2024年ZOZOチャンピオンシップ 撮影/相田克己)】
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