2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【2024年】データで選ぶセパの年間MVPは? 投打別に貢献度トップ10を発表

データスタジアム株式会社

オリックスの若きエースが1位にランクイン

【写真は共同】

 パ・リーグの投手部門では、エースとしてチームをけん引した宮城大弥(オリックス)が1位に輝いた。2位には自身初の2ケタ勝利をマークした佐々木朗希(ロッテ)、3位には初めて規定投球回をクリアした種市篤暉(ロッテ)が続いた。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 宮城 大弥(オリックス)
 初の開幕投手を務めた今季は、5月に左大胸筋の筋損傷で離脱。それでもシーズン終盤に30イニング連続無失点をマークするなど、最終的にチーム3位タイの20試合に先発して防御率1.91を記録。惜しくも規定投球回到達こそ果たせなかったが、エースの風格を感じさせる成績を残した。

2位 佐々木 朗希(ロッテ)
 勝てばクライマックスシリーズ進出が決まる10月1日の楽天戦では、9回1失点10奪三振の快投で2年ぶりの完投勝利をマーク。コンディション不良などの影響による約2カ月間の離脱があったものの、昨季を上回る18試合に先発して自身初のシーズン2ケタ勝利を記録した。

3位 種市 篤暉(ロッテ)
 右肘手術からの完全復活を果たした昨季に続き、今季も開幕から先発ローテーションをけん引。特に5月は4年ぶりの完投を記録するなど、4試合の先発で防御率0.90と抜群の成績をマーク。プロ8年目にして初の規定投球回到達を果たし、パ・リーグの投手部門3位にランクインした。

球団新記録をマークした中日の右腕がトップ

【写真は共同】

 セ・リーグの投手部門は、球団記録となる防御率1.38で最優秀防御率に輝いた髙橋宏斗(中日)が1位。続いて、先発ローテーションの柱としてチームをけん引した才木浩人(阪神)、奪三振率の高さが評価されたグリフィン(巨人)がランクインした。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 髙橋 宏斗(中日)
 開幕には出遅れたものの、2年連続で規定投球回をクリア。被本塁打1は歴代到達者の最少記録となった。さらに、球団記録の防御率1.38で自身初のタイトルを獲得。6月から7月にかけて33イニング連続無失点をマークするなど、目覚ましい活躍を見せた。

2位 才木 浩人(阪神)
 開幕から先発ローテーションを守り、自身初の規定投球回到達と2ケタ勝利を達成。6月2日のロッテ戦で無四球完封勝利、翌週9日の西武戦で8回1死までノーヒットの快投を披露するなど、前半戦の貢献度はセ・リーグ投手部門でトップだった。

3位 グリフィン(巨人)
 シーズン序盤は振るわなかったものの、6月以降は安定した投球を続けてローテーションを支え、リーグ優勝に貢献した。奪三振率9.72は10試合以上先発した投手の中でリーグトップとなっており、RSAA上ではこの奪三振能力が高評価につながった。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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