スコアに悩むアマチュアに“クラブのリストラ”のススメ!

Gridge(グリッジ)

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ゴルフクラブは14本以内でラウンドすることがルールで決められています。

ほとんどのアマチュアゴルファーは、14本のクラブでセッティングをされているでしょう。

しかし、クラブは14本も必要でしょうか?

アマチュアゴルファーは、14本すべてを使いこなしているのでしょうか?

7本でラウンドをしてみました

私は以前に7本でラウンドしてみたことがあります。

その時のセッティングは次の通りです。

ドライバー
3番ウッド(3W)
27°ユーティリティ(UT)
7番アイアン(7I)
9番アイアン(9I)
サンドウェッジ(56°)
パター

結果は……

スコア94でした。

まぁ、普通です。 

特に悪いわけでもなく、特によくもなく、いつもと大きく変わりませんでした。

何が不都合だったか?

はっきり言って、不都合と感じたことはなかったです。

ミドルホール(パー4)の2打目やロングホール(パー5)の3打目は、7Iか9Iで打ちました。

グリーンオンはあまりしませんでしたが、14本で回ってもいつもパーオンしているわけではないので、不都合と感じることはなかったです。

ショートホール(パー3)では、ピンに対してぴったりの距離を、4ホールとも持っているクラブで打てたわけではありませんでしたが、オーバーやショートはアプローチでリカバーできました。

56度のウェッジでは届かないが9Iでは大きい距離を、9Iでコントロールショットすることが多かったですが、それはそれで攻め方を工夫しないといけない面白さを楽しめました。

新しい発見

クラブが少ないと番手選びで迷うことがまったくなく、クラブが少ないことで無茶な攻め方をしないので、スコアが大崩れしないような気がします。

例えばロングホールの2打目は、余程ライや足場が悪い時でない限り3Wを持つ場合が多いと思います。

しかし、通常、14本のクラブの中で3Wは、クラブの性能を十分に発揮できるショットを打てる可能性が少ないクラブの1つだと思います。

この日のロングホールでは、2打目はUTまたは7Iを、3打目は7Iまたは9Iを使いました。

結果的にはパーオンはできませんでしたがグリーン脇には確実に運べました。

この攻め方は、ロングホールの攻め方として14本の時のラウンドにも大いに活用できるのではないでしょうか。

アマチュアはプロのようにきれいなショットでパーオンできることは少ないので、3Wよりもナイスショットの確率の高いミドルアイアン、ショートアイアンのほうをロングホールの2打目で使うほうが、確実にスコアにつながるのではないかと思います。

ルールでは14本“以内”です

ルールでは、クラブは14本使用することができます。

しかしこれは14本“以内”という意味です。

であれば、苦手なクラブ、バッグに入れていてもほとんど使わないクラブは、初めから抜いてラウンドすることは大いにアリでしょう。

ミスの確率が高い3Wや、ほとんど距離の差がないフェアウェイウッド、ユーティリティ、ロングアイアンはリストラして、番手間の距離がはっきり出るクラブだけでセッティングしたほうがいいのではないかと思うようになりました。

余計なクラブが入っていると、ナイスショットの確率が悪いクラブでグリーンを狙ったりしてスコアを崩す原因にもなります。

7本や8本でのセッティングだと、初心者用のハーフセットのようでカッコ悪いと思う人もいるかもしれません。

しかし、変なプライドを捨てること、人の目を気にしないことで、好スコアにつながるかもしれないし、新しい発見があるかもしれません。

スコアやマネジメントで伸び悩んでいる方は、ぜひ一度試してみるといいかもしれませんよ。

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