お尻は重要!お尻の筋肉の使い方、お尻の回転のさせ方を考察する

Gridge(グリッジ)

【(c)unsplash】

身体の真ん中にあり、上半身を支え、下半身のパワーの源となる『お尻』。

以前にも、お尻に関する記事を投稿しましたが、また新たな気付きがあったので再度『お尻』をテーマにスイングを考察しようと思います。

お尻の筋肉を大胆に使う!

右のお尻の筋肉がパンパンに張っているのが明確なブルックス・ケプカのトップです。

お尻の位置は、まったく右にスライドすることなく、むしろやや左後ろに回っていると思います。

ともすると、見事に発達した上半身の筋肉に目が行きがちですが、ケプカのパワーは右のお尻に蓄積されていると思います。

この状態を作るためには、膝を動かさずにお尻を回すイメージが有効と思います。

副産物として、腕の脱力感と大きな肩の回転を得ることができると思います。

切り返し!

ザンダー・シャウフェレは、切り返しで少ししゃがむような動きを見せています。

瞬間的に、左のお尻にも力感が生まれて、まるで両方のお尻の筋肉で地面をつかむかのようにガッチリと安定させています。

注目していただきたいのは、右のお尻がまだしっかりと張りを保っていることです。

この直後から、左のお尻を右後方に回すようにして回転力を得ていきます。

こうしてお尻の回転を主導させると、見事に腕からは力が抜けて腕の動きも正しい軌道に誘導されます。

インパクトからフォローの動き!

河本結の魅力は、思い切りの良いスイングから繰り出されるロングドライブです。

河本プロは、とてもお尻の動きを重視したスイングしています。

河本プロは『インパクトの瞬間は、お尻の穴をギュッと閉める感じ』と表現しています。

お尻の穴を閉めると、左右のお尻の筋肉はくっつくように動きます。そして筋肉は縮んで大きなパワーを生みます。

筋肉は縮む時にパワーを発するので、河本プロはこのお尻のパワーを活用しているのでしょう。

フォローでは、左のお尻を右後方にスムーズに回転させていきます。

こうしてお尻主導のスイングをすると、上半身からは力みが消えて、下半身には安定感が出て来ます。

ゴルフにとって、お尻はかくも重要な役割を果たしているようです。

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