ヨーグルトを食べ過ぎると、どんなデメリットがある?管理栄養士が回答

MELOS -メロス-
ヨーグルトは、多くのメリットをもたらしてくれる食べ物です。しかし、必要以上に食べ過ぎることでデメリットも生じます。管理栄養士の望月 理恵子さんに聞いてみました。

【MELOS】

デメリット1 カロリーオーバーにより太る

ヨーグルトを食べ過ぎると、糖質と脂質の過剰摂取により太る恐れがあります。とくに、加糖タイプのヨーグルト、飲むヨーグルトの過剰摂取は要注意です。

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デメリット2 下痢になる・お腹を壊す

ヨーグルトの食べ過ぎにより、下痢やお腹を壊す(腹痛)といった症状があらわれることがあります。これらは、乳糖不耐症の人に多くみられます。

ヨーグルトを消化するための酵素(ラクターゼ)が少ない乳糖不耐症の人は、ヨーグルトの消化がスムーズに行えず、消化不良により、下痢や腹痛等の症状が出ることがあります。

牛乳に比べ、ヨーグルトの乳糖はある程度分解されていますが、食べ過ぎにより症状が出ることがあります。ちなみに、成人の4人に1人(25%)ほど乳糖不耐症だと言われています。

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デメリット3 アレルギー反応を起こす場合がある

ヨーグルトを食べ過ぎることで、遅延型フードアレルギーを発症する恐れがあります。

特定の食品を大量に摂取すると、IgE抗体が大量に合成され、アレルギーを引き起こします。主な症状としては、喉の痛み、蕁麻疹、呼吸困難等です。どんな食べ物も食べ過ぎには注意しましょう。

デメリット4 栄養バランスが偏る

ヨーグルトばかり食べ過ぎていると、それだけでお腹がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。この場合、必要な栄養分を補えなくなり、栄養不足に陥ります。

ヨーグルトには、ビタミンC・ビタミンE・食物繊維がほぼ含まれていないため、様々な病気を発症するリスクを上昇させる恐れがあります。

デメリット5 ガス(おなら)が溜まる

ヨーグルトに含まれる乳糖が原因で、食べ過ぎるとガスが発生しやすくなる、おならの臭いが強くなる場合があります。

乳糖を消化する酵素が少ない・持っていない場合、乳糖の分解と吸収を行えません。そのため、消化不良の成分が胃腸内に溜まり徐々に腐敗して、有毒ガスを発生させる恐れがあります。

身体の中の有毒ガスが増えると、おならの増加や強烈な臭いの発生につながります。

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