もったいない!「鶏むね肉の皮を剥いでいる人」が逃している、“とある栄養素”とは
脂質やカロリーを削るため、「鶏むね肉」の皮を取って調理する人がいます。たしかに脂質は高い鶏むね肉の皮ではありますが、剝いで捨ててしまうことでこんなデメリットがあります。
管理栄養士の三城円先生監修の以下記事より一部抜粋してお届けします。
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【MELOS】
鶏むね肉の皮を剥いだ場合のデメリット
鶏むね肉の皮には「ビタミンA」が含まれています。そのため、皮を剝いで食べると、せっかく鶏むね肉にあるビタミンAを摂取できません。
「『脂質が多い』と謙遜されがちな鶏の皮には、皮膚や粘膜の機能や、細胞の成長に関係するビタミンAが多く含まれています。ビタミンAが不足すると、肌の乾燥、胎児の奇形などにつながると言われています。美しい肌を保つ働きや筋細胞を維持向上するためには欠かせない栄養素です」(三城先生)
「『脂質が多い』と謙遜されがちな鶏の皮には、皮膚や粘膜の機能や、細胞の成長に関係するビタミンAが多く含まれています。ビタミンAが不足すると、肌の乾燥、胎児の奇形などにつながると言われています。美しい肌を保つ働きや筋細胞を維持向上するためには欠かせない栄養素です」(三城先生)
皮なしにすることで、脂質は大幅に減らすことができる
一方、皮なしにすることで脂質やカロリーを削ることができます。
皮つきの鶏むね肉の脂質は5.9gに対して、皮なしの鶏むね肉の脂質は1.9g。カロリーは28kcalの差が。カロリーや脂質制限をしているなら、皮なし一択の人も多いでしょう。
皮つきの鶏むね肉の脂質は5.9gに対して、皮なしの鶏むね肉の脂質は1.9g。カロリーは28kcalの差が。カロリーや脂質制限をしているなら、皮なし一択の人も多いでしょう。
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂) 【MELOS】
たんぱく質の量や脂質の量だけに注目するのではなく、全体的な栄養バランスで見ることが大切です。ビタミンAの補給のために、皮も上手に取り入れましょう。
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