【GPSウォッチレビュー】Amazfit 「Amazfit T-Rex Ultra(アマズフィット ティーレックス ウルトラ)」
オフラインマップ、ルートナビゲーションを備え、トレイルランと相性抜群な高コスパGPSウォッチ
シンガポールに拠点を置く調査会社Canalys社の調査結果において、Amazfitは、2024年通年の日本国内におけるウェアラブルデバイス(スマートウォッチ&バンド)出荷台数で第5位を記録しています。2014年以降、全世界で2億台以上のスマートウェアラブルデバイスを出荷しています。
ラインナップはスポーツ、ファッション、エントリーとカテゴリー分けされています。今回レビューする「Amazfit T-Rex Ultra(アマズフィット ティーレックス ウルトラ)」はスポーツモデルの中でも、最もアウトドアに適したロングバッテリーライフモデルです。
❷SELECTボタン→「ワークアウトリスト」
❸右へスワイプ→「通知のお知らせ」
❹左へスワイプ or BACK→「アプリリスト」
❺上にスワイプ or ↓ボタン→「さまざまな機能と情報を簡単利用、表示できる「ショートカットカード」
オフラインマップは「Amazfit T-Rex Ultra」とセットで使用するスマートフォン用の「Zeppアプリ」を経由してウォッチにダウンロードできます。
ルートのデータはGPXと一部のTCX、KMLファイルに対応。YAMAP、ヤマレコ、スーパー地形などのアプリから取得したGPXデータをスマートフォン用の「Zeppアプリ」を経由して「Amazfit T-Rex Ultra」に送信し、ルートナビゲーションをすることもできます。また「Zeppアプリ」保存してある自身の過去の活動記録を使用することもできます。
スポーツモードは160種類以上。ランニングだけでも「ランニング(屋外)」「ランニングマシン」「トレイルランニング」「競歩」「運動場でのランニング」などがあります。
実際に使用する際、スポーツモードはもちろん「トレイルランニング」を選びました。まず、スタートする前にどんなデータをどこに、どれだけ表示するかをカスタマイズします。データ画面は4項目・5項目・6項目から選べ、150個のデータから必要なものを表示します。
ルートナビゲーションを利用すると、マップにはルートの他、ゴール地点までの距離、次の曲がり角の情報も表示されます。また、「上昇距離の概要」と「次の坂」の画面も表示されます。
その他、便利だと思ったのは、膨大な数のアプリが用意されている点です。トレイルランニングやアウトドアで役立ちそうなアプリも多くありました。例えば「サプライ ポイント リマインダー」は、レースのエイドステーションまでの距離を登録しておけば、二つ先のポイントまでの距離を知らせてくれます。また、自分の現在位置を確認できる「ジオグラフィック コーディネート」などもありました。
その他、スマートウォッチならではの着信やメール、SNSのメッセージなどの通知設定、ミュージックコントロール、ヘルスケアにも対応しています。
さらに驚くのはコストパフォーマンスです。これだけの機能を搭載しているわりに、ロープライスな設定なので購入のハードルがグッと下がります。高機能なウォッチを低価格で購入したいなら、ぜひ検討してみてください。
(アマズフィット ティーレックス ウルトラ)
・価格:¥49,900(税込)
・カラー:アビスブラック、サハラ
・サイズ:47×47×13.4mm(心拍ベース除く)
・重量:89g(バンド含む)/61g(バンド除く)
・ボディ素材:ステンレススチール(ベゼル・バックパネル・ブリッジ・ボタン)、ポリマーアロイ (ミドルフレーム)
・防水性能:10気圧
・ディスプレイ素材:AMOLED
・ディスプレイサイズ:1.39インチ
・解像度:454×454
・音楽ストレージ:2.3GB
・バンド素材:シリコン
・バッテリー駆動時間
時計モードの:最大50日間
精度GPSモード:最大28時間
自動GPSモード:最大46時間
省電力GPSモード:最大58時間(シングルバンド)
耐久GPSモード:最大80時間(スポーツモード:ハイキング&クライミングのみ)
・対応デバイス:Android 7.0 以上、iOS 12.0 以上
・セット内容:スマートウォッチ(純正バンドを含む)、専用充電器、取扱説明書
※今回レビューしたシステムのバージョンは、9.2.4.1です。
※バッテリー持続時間は、メーカーの設定した条件下で算出されたものです。機能の設定および使用回数、動作条件、その他の要因によって異なる場合があります。
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