だるい、やる気が出ない…脳疲労を引き起こす「NG習慣」とは

MELOS -メロス-
脳の疲労の場合は、身体が痛むわけではありません。そのため「なんとなくだるい」と感じます。倦怠感と呼ばれるものです。 

もし、「なんとなく」のだるさや疲れを感じた場合、脳の疲労の可能性があります。

【MELOS】

脳の疲れを引き起こす2つの要因

なぜ脳の疲労は起きるのでしょうか。大きな要因は次の2つです。 

・脳を「今ここ」に居ない使い方をするとき
・そもそも脳力(脳のエネルギー)が少ないとき 

1.「今ここ」に居ない使い方をすると、脳はへとへとになる
マインドフルネスでは「今ここ」が大事と言われますね。これは、脳の活動が「今ここ」に居ないときに、脳が疲労するからです。

たとえば、あなたがジムでトレーニングに取り組んでいます。その際、次のAとB、どちらが効果的と思いますか? 

A 目の前のプログラムだけに集中する
B 仕事上のミスを思い出しながら行う

答えはAです。

Bの場合、脳がトレーニングに意識を向けていないからです。

「なぜミスをしたのだ」「明日こそ取り戻そう」「あの上司のせいだ」などと考えてしまうと、意識が過去や未来、他者へと意識が向いてしまい、「今ここ」に集中できなくなってしまいます。 

【MELOS】

明日の仕事や上司、得意先など、「今ここ」ではない方向に、過剰に意識が引っ張られたり、グルグル思考に陥っていたりしませんか? これでは脳みそ君もヘトヘトになりそうです。 

※リンク先は外部サイトの場合があります

2.脳力(脳のエネルギー)が少ないと疲れやすい
身体を動かすためのエネルギー(体力)が必要なように、脳にもエネルギー(脳力)が必要です。このエネルギーが総じて少ない人がいます。

要因は、上記の(1)のように、普段から「今ここ」の使い方をしていないことや、「自分なんか、でも、どうせ」のように、マイナスの使い方をすることです。マイナス思考とは文字通り、脳のエネルギーを減らす発想になります。 

脳力が少ない場合、同じトラブルに遭遇した場面でも、ダメージの度合いが異なってきます。

※リンク先は外部サイトの場合があります

<Text:心理カウンセラー・佐藤城人、Edit:編集部>
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント