1回だけでも効果的!「前屈」の意外なメリットとは

MELOS -メロス-
今回はカラダの硬い人でも変化を得やすいストレッチ、「前屈」をご紹介します。

一回でも効果が現れますが、継続することで柔らかく疲れにくいカラダが手に入ります。「私は身体が硬いから」という人こそ大きな改善が望めますので、ぜひ継続して行ってみてください。

前屈で期待できる思いがけないメリットとは

運動効果
前屈の伸ばす動作は筋肉の動きを伴うため、意外と運動効果が期待できます。

疲労回復や筋肉痛解消
また、血管は筋肉の中にも通っているため、筋肉が柔らかくなることで血圧や脈拍にもよい影響を与えます。そして、筋肉がほぐれて血流がよくなると、カラダに酸素と栄養が届きやすくなります。

疲労回復や筋肉痛の予防なども期待できます。

自律神経を整える
静的ストレッチで自律神経のバランスをコントロールする副交感神経の働きを優位にさせることで、血圧や心拍数を緩やかにし、心身をリラックスさせてくれます。

就寝前やリラックスしたいときにオススメです。

初心者向け!前屈ストレッチのやり方

まずは片脚から
長座してから右脚を開き、右足裏を左足の太もも内側に付けます。脚で「6」の形になるイメージです。そこから前屈していきましょう。

太ももの裏付近が伸びているのがわかるはず 【MELOS】

無理に伸ばそうとせず、6~7割程度の強さで伸ばしながら、足をワイパーのように振りましょう。

何回か振っていると、前屈がどんどん進むようになります。同程度の強度をキープしながら、ジワジワ前屈を進めてください。

筋肉の伸びを意識しながら息を吐き、脱力すると、より伸ばすことができます。

2~3分ほど行ったら、血流を戻すために立って脚をブラブラさせてください。その後、反対側の脚も同様に行います。これを2~3セット行うとよいでしょう。
両脚で行う
次に両脚を伸ばして長座し、開閉して動かしながら、6~7割の前屈がキープできるよう角度を進めていきましょう。

2~3分行ったら、立って脚をブラブラさせ血流を戻します。その後、改めて前屈を計測してみてください。

【MELOS】

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<プロフィール>
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年・静岡県出身。小中大でバスケを指導し、独創的理論・論理的指導で体力テスト低水準校が県大会優勝するなど選手育成を得意とする。最高戦績は全国準優勝。2019年度より旭川大学短期大学部准教授として、この理論を応用した幼児体育・健康の研究を行う。またパーソナルストレッチやスポーツスタッキング、部活動改革にも取組む。
[HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也>
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著者プロフィール

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