便秘解消に効果的なのは「青めバナナ」。バナナの熟成度と栄養素

MELOS -メロス-
 バナナは、色の変化(熟成度)で栄養素や期待できる効果が変わります。熟成が進んでいない青いバナナ、黒い点のある熟成しきったバナナ。熟成度ごとの注目栄養素と働きについて、東京慈恵会医科大学付属病院栄養部で管理栄養士を務める赤石定典さんに聞きました。

【MELOS】

バナナの成熟度と期待できる働き

青めバナナ
難消化性デンプンが多く含まれ、整腸効果、便通改善が期待できます。

「バナナに含まれるオリゴ糖、食物繊維が腸内環境を整えてくれます。ですから、便秘解消には有効なフルーツです」(赤石さん)

黄色バナナ
ビタミンB2やB3(ナイアシン)、B6が多く美肌など美容効果が期待できます。

「バナナの栄養をしっかりと摂るには、完熟させてから食べましょう。組み合わせは得たい健康効果にもよりますが、無難なところではヨーグルトと一緒がよろしいかと思います。バナナに含まれる食物繊維が、ヨーグルトの効果もアップしてくれます。完熟後は痛みが早いので、皮をむいて密閉袋に入れて冷凍するといいですね」(赤石さん)

シュガースポットが出た茶色バナナ
IL-12という物質増加で免疫力アップが期待でき、普通の果物では珍しい燐(りん)脂質を含有して胃潰瘍の抑制効果が期待できます。

【MELOS】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント