坐骨神経痛を悪化させる「やってはいけないこと」とは

MELOS -メロス-
腰から脚にかけてしびれや痛みを伴う、つらい坐骨神経痛。その原因とやってはいけないことを紹介していきます。解説は、ヨガインストラクターの古城美季(こじょうみき)さんです。

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坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、腰やお尻、下肢にしびれや痛みなどの症状があらわれた状態です。

坐骨神経は、太さは鉛筆ほどで、長さはおよそ1メートルもあり、腰から出てお尻を通り、足先にかけて伸びています。これら広範囲に及ぶ坐骨神経が何らかの原因で圧迫されることで、坐骨神経の支配領域である部位に痛みやしびれなどが生じます。

坐骨神経痛は病名ではなく、これらの症状の総称です。

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坐骨神経痛の原因はおおよそ3パターンが多い

坐骨神経痛を引き起こす要因として代表的なものは、高齢者に多い「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」、若年層にも多く見られる「椎間板ヘルニア」。

そして、お尻の深層部にある筋肉の硬直によって引き起こされる「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」などがあります。

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坐骨神経痛でやってはいけないこと

坐骨神経痛のときにやってはいけないことは、「長時間同じ姿勢でいること」

痛みが怖いとつい安静にしてしまいがちですが、動かないでいると筋力の低下を招くことがあります。症状が悪化したり、治りが遅くなったりする可能性があるので注意しましょう。立ちっぱなしや座りっぱなしはなるべく避けてください。

坐骨神経痛の痛みには「じっくりストレッチ」
痛みがひどくなければ少しずつストレッチをし、適度に体を動かしましょう。

ただし、日常生活に支障をきたすほど痛みがひどい場合や発熱を伴う場合は、放置せずに医療機関を受診してください。ほかの病気が潜んでいる可能性や手術が必要な場合もあります。

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