あなたは男性ホルモン「テストステロン」が低いタイプ?11項目をチェック

MELOS -メロス-
男性ホルモンの一種「テストステロン」は、一般的に、20~30代でピークを迎え、緩やかに減少していきます。しかし、急激に減少すると、体調不良やメンタル不調などの「男性更年期」になるおそれがあります。

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【MELOS】

30~50代男性の3人に1人は、テストステロンが低い“男性更年期障害予備軍”

2022年3月、厚生労働省が実施した「更年期症状・障害に関する意識調査」(※1)によると、男性の更年期症状の状況を示す指標のひとつであるAMSスコア(Aging Male Symptons rating scale、男性更年期障害質問表)において、軽度~重度にあたる人は以下の割合でした。

30~39歳で28.6%
40~49歳で36.2%
50~59歳で42.2%
 でした。

つまり、30~50代男性の3人に1人が「男性更年期障害予備軍」であることがわかっています。

※1 厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」(令和4年3月25日(金)~28日(月))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index_00009.html

テストステロンが心身に及ぼす影響を調査

日比谷国際クリニックでは、30~60代男性を対象に、テストステロンが心身に及ぼす影響に関して調査を実施しました。

その結果、以下のことがわかりました。

<男性更年期障害およびテストステロンに関する意識調査について>
1. 30~50代男性の3人に1人が「テストステロンが低い“男性更年期障害予備軍”」(※1)
2. テストステロン低下を引き起こす要因、第1位は「目標ややりたいことがない」
3. 「午前中」に仕事のやる気や集中力が低下。とくに40代が要注意
4. 高テストステロンタイプの人は、年収800万円以上の高収入の人に多い
5. 高テストステロンタイプの人は、「仕事を通じて社会に貢献したい」割合が高い
6. 高テストステロンタイプの人は、イノベーション志向が高い

日比谷国際クリニックは、テストステロンが低下しやすい要因を抱える“男性更年期障害予備軍”の男性を、「L世代」(テストステロンが低い=LOW世代)と名付けています。

5つ以上当てはまったら注意! セルフ診断項目

日比谷国際クリニックは、日本の男性医療について活動している一般社団法人1UP学会の監修のもと、質問項目のうち5つ以上該当すると「L世代」であるとしています。

仕事面
□ 仕事における目標をあきらめやすくなった
□ プレゼンや商談、営業など、何かに挑戦することが以前より楽しくなくなった
□ 夕方になると仕事の集中力が切れて中だるみしてしまう
□ 週3日以上、テレワークをしている

趣味および生活環境
□ 本や新聞をあまり読まなくなった
□ 友人との付き合いが減ってきた
□ 周囲に(家族以外の)異性が少ない

身体・心理面
□ 夜、就寝後にトイレに起きるようになった
□ 食後にうたた寝をすることが増えた
□ ひげが伸びるのが遅くなった/髪が薄くなった
□ 前より笑わなくなった
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