【徳島ヴォルティス・プレビュー】第22節V・ファーレン長崎戦に向けて

徳島ヴォルティス
チーム・協会
前節水戸戦、坪井 清志郎選手の一撃が試合を決めた。84分、コーナーキックのこぼれ球から途中出場の坪井選手が最後に詰めて決勝点。攻めながらも得点を奪いきれずにいたが、遂に均衡を破り1-0で勝利を収めた。「嬉しかったです。練習から変わらずに取り組んでいたので、試合でチャンスが来ると信じていました。日頃からやり続けることでこのように結果を残す事ができました。」と坪井選手。リーグ戦連敗中のチームを救う得点だった。
守備でもクリーンシートで終えることができた。「全員でハードワークしゼロに抑えたことも非常にチームとしてプラスになってよかったです。」と増田監督。終了間際にピンチを迎えるも、守護神・ホセ アウレリオ スアレス選手がビックセーブぶもあり、シャットアウトした。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

【©TOKUSHIMA VORTIS】

今節迎える相手は、首位・Vファーレン長崎。長崎は、未消化の試合を6月26日(水)におこない、いわきFCに3-1で勝利して首位となった。
前回対戦時には、前半立ち上がりの4分に失点を許すと、立て続けに失点。終了間際に、渡 大生選手の意地の一発を鎮めるも1-6という結果に終わった。
選手の取材中に何度か出てくる言葉が「あの時の長崎戦があったから」。特に守備面でこの試合を一つの分岐点としている選手も多い。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

今週のトレーニングでは、元日本代表・松井大輔氏が臨時コーチとして指導。増田監督とは横浜FC時代に、コーチと選手の関係だった2人。「この2日間若い選手を含めてみんなに活力を与えてくれました」と増田監督。髙田颯也選手は自分からドリブルのアドバイスを求めに、そのほかの選手らもシュート練習などで直接指導を受けていた。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

そして、6月27日(木)には2017~2021シーズンに在籍していた岩尾憲選手の復帰が発表された。さらなる加入選手の発表に、現在所属している選手たちにも刺激になったに違いない。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

「1人1人の個人の意識を最大限に引き出す形で攻守にチャレンジしていかないと勝負にならないと思っています。」と増田監督。
「自分たちからアグレッシブに相手の攻撃を抑えたいと思います。」と青木選手。
相手が首位、リーグ戦18試合負けなしであろうと関係ない。前半戦の借りを返して、この先「第22節の長崎戦で勝利したから」となるように、ここからさらなる浮上のきっかけをつかむ試合にしよう。
明日は美馬市民デー。藍染商品の無料配布や美馬市のグルメや特産品を楽しむことができます。ハーフタイムには美馬市で活動する竜美連の皆さんに阿波踊りを披露していただきます。
美馬市民の皆様は小中高生 無料招待/大人の方は優待販売となります。
ぜひスタジアムで共に戦いましょう。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント