7番アイアン170ヤード時代のセッティング。一番飛ぶ番手と同じ距離が打てるUTやFWを入れてみて
こんにちは、おぐさんです。7番アイアンのロフトが25度なんてモデルもある中、人によっては「7番アイアンで170ヤード飛ぶ」なんてことになっています。170ヤードは極端だとしても、こうなってくると前後のクラブセッティングをどうするかで悩みますよね。そこで今回はセッティングについてのお話です。
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飛距離が大幅に伸びたアイアン。セッティングは変わらずで良いのか?
ちなみにひと昔前の一般的なアイアンのロフトは7番アイアンで34~35度です。それが最近の飛び系アイアンでは、7番で25度のモデルもあり、なんと同じ番手で10度も変わってきています。モデルによってはクラブ長さが長くなっているのもあり、飛距離でいえば、2番手以上も伸びているのです。アイアンがここまで進化している以上、今までのクラブセッティングで良いのか!?考え直さないとだめなのでは!?というのが今回のテーマです。
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アイアンは飛距離が伸びた結果、弾道の質が変化している
飛び系アイアンを使用しているゴルファーは、今まで5番までアイアンをバッグに入れていたゴルファーが7番からになっているケースが多いです。アイアンの飛距離がのびたぶん、ウェッジを多く組み込んでいるケースが多いですが、2本アイアンが減らせたゴルファーが、2本そのままウェッジを入れているケースはそんなに多くはなく、1本クラブの余裕が生まれている場合が多いです。その1本を有効活用したいなと!
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アイアンの最も飛距離が出る番手と同じ距離が打てるUTやFWを入れてみる
そこでセオリーのセッティングとは違いますが、アイアンの最も飛ぶ番手と同じ距離を打てる、ボールが上がりやすいショートウッドやUTを組み込むのはどうでしょうか。
私自身、同じ距離を打てるクラブを2本バッグに入れていたことがあります。ウッド型UTとアイアン型UTなのですが、シチュエーションやライによって打ちたい弾道に合わせて使い分けていました。その状況を飛び系アイアンの一番飛ぶ番手で作り出すことで、方向性を出したい場合や、打ち下ろしなどの降下角度が稼げるときはアイアン、打ち上げといった止めにくいケースではFWやUTといった感じで使い分ければ、よりゴルフが楽になるのではと。
アイアンの一番上の番手の距離は、アベレージゴルファーにとって、乗せるのはかなりハードルが高いです。そこのクラブバリエーションを厚くすることで、少しは楽になるかなと考えた次第です。飛距離の階段を作ることも重要ですが、クラブの組み合わせによってそれなりに長い距離を楽に攻めることができたら、ゴルフがかなり楽になるはずです。
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オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。
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