【トレイルランニングバックパックレビュー】Salomon 「ACTIVE SKIN 12(アクティブスキン 12)」
レースでも使える機能とフィット。コスパが良くてもエントリーモデルにあらず
【写真提供:トレイルランナーJP】
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(左)ファスナー上部は前作のL字からストレートへ変更。(右)ショルダーハーネスのポケットは左右各3つ。 【写真提供:トレイルランナーJP】
フロントポケットの配置は上部にソフトフラスク用のポケット、下部には大きめのストレッチポケット。このポケットは前作では上部とサイドの2カ所からアクセスできましたが、新作では上部のアクセスのみとなりました。さらに、上部が斜めにカットされているため、容量は若干少なくなりますが、出し入れがしやすくなっています。また、外側にはファスナーポケットも付いています。
ポールホルダーはついていませんが、サイドのバンジーコードをうまく利用すれば装着できるほか、前作では対応していなかった別売りのポールホルダー「CUSTOM QUIVER」も装着が可能です。
別売りの「CUSTOM QUIVER」装着例。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ストレッチ素材のポケットは伸ばせばもっと多く入りましたが、無理のない個数にとどめました。「ADV SKIN 12」はメインコンパートメントもストレッチするので同様に無理のない収納としました。
【画像提供:トレイルランナーJP】
【写真提供:トレイルランナーJP】
メインコンパートメントは大きめですが走行時の揺れはうまく抑えられています。また、フロントポケットのマチの部分をメインコンパートメントと同じリップストップに変更したことで、前作よりもさらに安定感が高まった印象です。
フロントポケットのマチの部分(水色)はリップストップで補強。 【写真提供:トレイルランナーJP】
背面のメッシュポケットは伸縮性が高く大容量なので、頻繁に使用するものを無造作に放り込めるため抜群の使い勝手です。
「ACTIVE SKIN 12」は、ポケットが少なくその分メインコンパートメントが大型なので構造としてはシンプルです。細かいポケットを緻密に使いこなすよりも、なんでも同じところに入れた方が使いやすいという方にはぴったりな仕様です。
新しく登場したウィメンズモデルについてもポイントを説明しておきます。ユニセックスモデルよりもショルダーハーネスが幅広く、内側にはサイドと同じストレッチメッシュパネルを追加。さらに、プリンセスシームを採用することで女性の体型にフィットするデザインとなっています。
(左)「ACTIVE SKIN 12」(WOMEN’S)。(右)「ACTIVE SKIN 12」(UNISEX)。 【写真提供:トレイルランナーJP】
12Lとウィメンズモデルが加わったACTIVE SKINシリーズは、容量でもフィットでも死角がなくなり、ますます人気が出そうです。初めて購入するベストパックとしてはもちろん、ベテラントレイルランナーにも魅力的な選択肢となっています。
【写真提供:トレイルランナーJP】
(アクティブ スキン 12)[ UNISEX ]
・価格:¥13,090(税込)
・カラー:4色
・サイズ(胸囲):XS(85-91cm)、S(91-97cm)、M(97-103cm)、L(103-109cm)、XL(109-118cm)
・本体重量:243g
・背面の長さ:40cm
・容量:12L
・500mlソフトフラスク2本付
【写真提供:トレイルランナーJP】
(アクティブ スキン 12)[ WOMEN’S ]
・価格:¥13,090(税込)
・カラー:2色
・サイズ(胸囲):XS(81-86.5cm)、S(86-90.5cm)、M(90-96.5cm)、L(96-102.5cm)
・本体重量:245g
・背面の長さ:38cm
・容量:12L
・500mlソフトフラスク2本付
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