田中将大は日米通算200勝まであと「3」 今年パ・リーグで達成が見込まれる大記録
東北楽天・浅村栄斗 通算2000安打まであと155
昨季自身2度目の本塁打王に輝くなど長距離砲のイメージが強い浅村選手だが、コンスタントに安打を量産できるところも持ち味だ。卓越した打力と強靭な体で着々と安打数を積み重ねてきた浅村選手。万全な状態で実力が発揮されれば、今季中の2000安打は十分に達成が期待できそうだ。
埼玉西武・栗山巧 通算400二塁打まであと1
昨季は出場機会の減少から、二塁打の数は17年ぶりに1桁にとどまったが、大記録まであと1本とリーチをかけている。チームの精神的支柱でもあるレジェンドは、シーズン序盤に記録を打ち立てるか。
福岡ソフトバンク・今宮健太 通算400犠打まであと30
NPB史上3名しか達成していない大台の400犠打も、今宮選手にとっては通過点。近年は役割の変化とともに犠打数が減少しているが、今後どこまで記録を伸ばしていくだろうか。
千葉ロッテ・益田直也 通算250セーブまであと32
2019年からクローザーに定着すると、2021年には38セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得。今季もリーグ2位の36セーブを記録し、通算250セーブを射程圏内に捉えている。金字塔を打ち立てるため万全のコンディションで臨みたい。
東北楽天・岸孝之 通算2500投球回まであと72.1
東北楽天に移籍して2年目の2018年には、自身初となる最優秀防御率に輝き、39歳を迎えた昨季も防御率3.07、チームトップの9勝と衰え知らずの好成績を残した。今季も調子を維持すれば、通算2500投球回は十分到達可能だ。残り「12」と迫っている通算170勝にも期待したい。
東北楽天・田中将大 日米通算200勝まであと3
2021年にNPBへ復帰してからは勝ち星に恵まれず、昨年は自己ワーストの成績に落ち込んでしまったが、まだまだ老け込む年齢ではない。本来のピッチングを取り戻し、現役投手では達成者不在の日米通算200勝を成し遂げてほしい。
そのほか、オリックス・平野佳寿投手がNPB通算250セーブまであと8、北海道日本ハム・宮西尚生投手は通算400ホールドまであと7に迫っている。どの大記録が今年中に見られるのか。早くも開幕が楽しみだ。
文・村井幸太郎
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