住之江GP 思いどおりのモーター引いた石野貴之はトライアルセカンド2号艇
【(C)BOATRACE 石野貴之】
これに合わせ、きのう18日に前検作業が行われ、モーター抽選などが実施された。
グランプリ組のモーターは以下のとおりだ。(モーター2連対率順、◎印はトライアルセカンドメンバー)
磯部 誠 16号機(52.2%)◎
池田 浩二 53号機(46.2%)◎
石野 貴之 88号的(43.1%)◎
茅原 悠紀 66号機(43.1%)◎
峰 竜太 79号機(41.5%)◎
馬場 貴也 58号機(40.9%)◎
片岡 雅裕 85号機(40.7%)
毒島 誠 25号機(40.0%)
菊地 孝平 51号機(39.4%)
中島 孝平 17号機(39.2%)
桐生 順平 78号機(39.1%)
山口 剛 50号機(38.9%)
今垣光太郎 75号機(38.5%)
土屋 智則 84号機(37.6%)
濱野谷憲吾 69号機(37.2%)
羽野 直也 62号機(36.6%)
深谷 知博 26号機(36.5%)
平本 真之 61号機(36.2%)
以上から分かるように、トライアルセカンド組にはモーター抽選上もアドバンテージが設定されている。
一流のレーサーといえども、いや一流レーサーだからこそか、抽選前に『あのモーターを引きたい』とか『何番がエース機』などという事前情報を頭に入れていないものだ。
むしろ、予備知識などなしに自らの体感を元に整備調整を施したいと考えている。
グランプリV2の池田浩二は「(モーターの傾向について)まったく知らないし、知るつもりもない」という。
ただ、地元選手は別だろう。
走る機会が多い分、知ろうとしなくても知ってしまうからだ。
ましてや、一度でも乗っていたら否が応でも特徴が分かる。
【(C)BOATRACE 石野貴之 前検日】
引き当てた88号機は5月のゴールデンウイーク戦で7勝し優勝した時の相棒だ。
また、グランプリ直前の一般戦でも小坂宗司を彼自身4回目の優勝に導いている。この時は4コースからのまくり差しだった。
住之江のモーターは今年3月から使用されているが、地元記者はこの88号機を『スランプなしで出足・まわり足の安定感が抜群』と極めて高く評価している。2連対率は3位タイながら実質的にエース機とみることもできる素性機だ。
石野貴之は21日から始まるトライアルセカンドに2号艇で参戦する。
その出足・まわり足に注目したい第38回グランプリだ。
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