【園田競馬11R 兵庫ゴールドトロフィー 予想】JRA馬の23連勝か、地方・地元馬が意地見せるか

情報提供:オッズパーク

写真は昨年優勝馬ラプタス 【提供:兵庫県競馬組合】

(全国公営競馬専門紙協会)

【JRA所属馬評価】

ケイアイドリー…3歳正月デビューから13走連続で入着、しかもその間の馬券対象から外れたのはたったの2度だけ。その後も順調に力を付け今年6月の門別、北海道スプリントカップで念願の重賞制覇。ここ2走は9、9着と着順を落とすも前走JBCスプリントは3角で大きく躓くアクシデント。

サンライズホーク…デビュー戦15着は芝、以降ダートに矛先を変えて4連勝でオープン入り。リステッド競走から2走前の初重賞までは壁にぶち当たるも前走、佐賀サマーチャンピオンで逃げ切り圧勝。そこまでゲート出は良くない感じがするだけに前走の展開にはなりそうにないが、展開不問の実力派。

セキフウ…2年前の兵庫ジュニアグランプリ、首差の叩き合いを制し、昨年は3度の海外遠征。残念ながらこの3歳時は未勝利に終わったが、それでも着実に地力強化、3走前JRA札幌エルムSを最後方から怒涛の追い上げ。背は当時と同じ武豊J、しかも、どちらかというと右回りの方がいい。

マルモリスペシャル…これまで重賞参戦は2走前の武蔵野Sだけ。前走初オープン勝ちは最後までシッカリした脚、いい根性を見せたが、人気薄の気楽さも味方したか。ただ、1分23秒7はちょっとばかり速い、他のJRA勢から比べると一枚落ちの印象は否めないが、56キロが生きて来るようなら。
【地方他場所属馬】

スティールペガサス…ケイアイドリーが勝った北海道スプリントカップで地方馬最先着の3着。同じような位置取り、同じような戦いぶりで2馬身半の差。ただ、当時は同斤、今回3.5キロのハンデ差。前走、道営スプリントを制した勢いもある。

スペシャルエックス…前走ボヌールバローズに完敗も最後までシッカリ粘っていたし、3走前には古馬相手のクラスターカップでも2番手付けだからテンのスピードはここに入ってもヒケを取らない。園田は3走目、形態、砂厚とも把握済み、大仕事可能か。

デュープロセス…4年前、JRA籍として参戦したこのレースの優勝馬。当時はまだ3歳、その後も順風満帆に行くものだと思われたが、続く黒船賞で大敗してからは不調に陥り、4走前からは地方籍。ただ3走前の佐賀大賞が先週園田A1級を制したアラジンバローズの2着。相性のいいコースで完全復活か。

ボヌールバローズ…逃げ宣言馬が2頭、かなりのスピード派が揃った前走、楠賞でも堂々ハナだから最高の武器を持つ。しかも背後からカラ馬、勝負どころで前に入られたときに一瞬、怯むも直ぐに立て直しての盛り返し。着差以上の強さを見せた。
【地方自場馬評価】

サンロアノーク…JRAからの転入初戦馬に差されてしまうも8カ月半ぶりでも早め勝ちパターンに持ち込んでの2着だから能力相当。去年の今頃はJRA交流戦も制しているし、レースのうまさには定評がある。軽ハンデを生かして一発狙い。

タイガーインディ…JRA4勝馬。南関東を経由して兵庫県入りしたのが今夏。その初戦は長期ブランク明けのため3番手掛かり気味になったが、続く2重賞は序盤から最大級に持ち味を生かす積極策。しかし、うまくペースを落としたところで絡まれてしまう不運。前走の快勝ぶりからも1400Mベスト、折り合いも付く。

バーニングペスカ…3走前、名古屋ゴールド争覇2着も背58キロとなった前2走はサンロアノーク、タイガーインディに簡単に先着を許した。馬格はあっても少し斤量を気にするタイプかもしれない。前走からの背7キロ減の51となってどこまでやれるか。
【最終判断】

地方馬の連対シーンもあるとはいえ、過去22回、勝利したのはすべてJRA馬。データも信頼してサンライズホークから。出の甘さが多少気にはなるが、前走の1400M戦完勝が今後へのいいターニングポイントとなったはず。

ケイアイドリーは過去59キロで2、1着、馬格があるのでトップハンデは気にならない、躓いて以降はリズムを取り戻せなかった前走度外視。3番手が地元タイガーインディ、ハイペースの方が折り合いは付く、前走タイムなら通用していい。マルモリスペシャルも前走タイム上々、田口Jのフレッシュさもいい、2度目の重賞舞台で大駆けかも。セキフウは3走前豪快捲りを決めた武豊コンビ、スティールペガサスも前走がいい勝ち振り。

◎(9)サンライズホーク
〇(3)ケイアイドリー
▲(2)タイガーインディ
△(6)マルモリスペシャル
x(10)セキフウ
x(7)スティールペガサス

全国公営競馬専門紙協会
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