ストレッチでヘッドスピードアップを目指そう!肩甲骨と股関節の柔軟性がポイント

【(c)GettyImages/Morsa Images】

ゴルフにおいて飛距離は永遠のテーマ。

飛距離を伸ばす方法はいくつかありますが、ここではヘッドスピードをアップさせるために必要となる、肩甲骨と股関節の柔軟性に注目してみます。

肩甲骨や股関節の可動域を広げ、柔軟性をアップさせるためのストレッチの方法を紹介します。

肩甲骨と股関節のストレッチでヘッドスピードをアップさせる!

飛距離を伸ばすために、肩甲骨と股関節のストレッチは非常に大切です。

ゴルフのスイングを手先で行うとスピードやパワーが出ません。身体全体でスイングをしたほうがクラブやボールに力を伝えやすいのです。

そこで重要になるのが、肩甲骨や股関節の柔軟性です。

肩甲骨と股関節が大きく使えるようになると、それだけ身体が大きく使えるようになってヘッドスピードが上がり、その結果飛距離も伸ばせるようになるのです。

柔軟性が失われるとスイング全体に影響が出る

ゴルフを長く続けている方で、飛距離が落ちてきたという悩みを持つゴルファーも少なくないでしょう。

その原因として筋力の衰えも考えられますが、肩甲骨や股関節を始めとする関節の柔軟性と可動域の低下も飛距離が落ちる原因の1つです。

人間の身体は加齢とともに少しずつ柔軟性が失われ、力強いスイングができなくなっていきます。

年配の方だけではありません。若い人の中にも柔軟性がないために、思うように飛距離を伸ばせない人もいます。

肩甲骨のストレッチ方法

大きなスイングアークを獲得するために大切なのが、背中にある肩甲骨の柔軟性と可動域です。肩甲骨のストレッチ方法を確認していきましょう。

肩甲骨を上下に動かして柔軟性をアップ
普段の生活で肩甲骨を意識的に動かしている人はあまり多くありません。そこで周辺の筋肉が凝り固まってしまい、柔軟性が失われているケースもあります。

そこで肩甲骨を上下に動かして、筋肉をほぐして柔軟性をアップさせていきましょう。

両手を上に挙げて、手のひらを正面に向けます。その体制から肩甲骨を中心に肘を開いていくストレッチです。

このとき肩甲骨全体を動かすように意識すると、肩甲骨付近の筋肉がほぐれていきます。

肩甲骨付近を伸ばして可動域を広げよう
肩甲骨付近の筋が張って可動域が狭くなっている場合は、肩甲骨付近の筋を伸ばすのがポイントです。

片手を前に伸ばし、逆の手で肘をつかみじっくり引っ張っていきます。軽く筋が張っているような感覚を覚える程度で大丈夫なので、決して無理はしないようにしましょう。

股関節のストレッチ方法

スイングの土台となるのが下半身で、下半身の中でも大切な働きをするのが股関節です。股関節が固まってしまうと十分な捻転ができなくなり、不要な体の動きが発生してしまうこともあります。股関節のストレッチ方法を確認していきましょう。

股関節の伸ばし方
股関節の可動域を広げるために、周辺の筋をじっくりと伸ばしていくのがポイントです。

まず両足を肩幅よりも広めに開き、両ひざに手を置きます。そのまま腰を落として膝を外に開きます。これだけで股関節が伸びている状態ですが、できる人はここからさらに腰を左右に動かしていきましょう。

ストレッチでヘッドスピードをアップさせよう

肩甲骨と股関節のストレッチを行ってヘッドスピードをアップさせていきましょう。ヘッドスピードがアップすればおのずと飛距離が伸びていきますよ。

こちらで紹介したストレッチは、どれも家の中でできるものばかりです。筋力トレーニングなどと違って身体的な負担もそれほど大きくありません。ゴルフの飛距離アップだけではなく健康増進の効果も期待できます。

飛距離を伸ばしたいと思っているゴルファーの方、ぜひ自宅で肩甲骨と股関節のストレッチをしてみてください。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

これからゴルフを始める方や初心者のための情報サイトです。クラブやボールなどラウンドするまでに準備する道具や、練習方法、ルール・マナーなどの基礎知識、コースデビューするために必要なことなどをわかりやすく丁寧に紹介しています。ゴルフの入門ガイドとしてご活用ください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント