ダフリに強い!これぞお助けウェッジ!フォーティーン「DJ-6 ウェッジ」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、フォーティーンDJシリーズの最新モデル「DJ-6 ウェッジ」の特徴や試打した印象を解説していただきました。

DJ-6 ウェッジの特徴と性能

フォーティーンのDJシリーズは、オートマチックでミスに強いモデルとしてラインナップされているシリーズです。

フォーティーンは、この前作にあたるJ.SPECというシリーズ以来、アマチュアにやさしいウェッジを長年作り続けているメーカーです。

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DJ-6 ウェッジは最新モデルです。「ダフっていい!のその先へ‼」というキャッチフレーズがついています。

ウェッジのミスで一番膝から崩れ落ちるのはザックリのダフりですよね。それをミスにせず緩和してくれて、オートマチックな結果を出してくれるのがDJシリーズです。

今作のDJ-6は「その先へ‼」と言うだけあり、扱いやすさが向上しています。本当にただのオートマチックなウェッジではなくなっている印象があります。

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象徴的なのがソールです。真ん中が凹んでいて、それぞれにバウンスがあるような形状になっています。

もともとキャニオンソールという名前でしたが、今回はグランドキャニオンソールで大渓谷になりました。バンパーソールとキャニオンバンスの高低差の組み合わせで深く潜らせず、ボールを前に押し出す効果があります。大渓谷と言うくらいですから効果も大でした。

逆目の芝からアプローチしてみたんですが刺さりません。芝が逆目なので抵抗するのですが、抜けます。非常にミスに強いなと思いました。

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「その先へ‼」と言うだけあるなと思ったのは、ある程度いろんなことができるという点です。

フォーティーンが最近使う技術のシアターブレードも搭載しています。シアターブレードは、キャビティ部の段差をなくし、シアター(劇場)のような形状にフェース厚をフローさせることで、手に伝わる振動と重心を制御する技術です。

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W逆テーパーブレードとシアターブレード構造との組み合わせでヘッドの重量配分を最適化し、インパクト時の安定性が高められるソールになっています。

ダフリにも強いソールを持ちながらスピンがかけやすかったり、コントロールしやすい技術も併せ持っているウェッジがDJ-6です。

DJ-6 ウェッジのおすすめユーザー

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技術がある人、自分で何かやりたい人にとっては過不足なくできて扱いやすいと感じるウェッジです。一方で、ミスが多い人、うまくコントロールできない人にとってもお助けウェッジになっていて、二段構えになっているという印象です。もともとがDJシリーズがダフりに強いので、そこにテクニックも使えるウェッジになってきたのです。

私はウェッジが得意でないので、こういうウェッジはすごく使いやすいと思いました。チャレンジできるし、その後ろにしっかり守ってくれるソールが保険としてあるので、これぞ「お助けウェッジ」ではないかと思います。

特にウェッジは消耗品です。そういう中で少しミスの幅を減らしたいなら、こういう少しやさしめのものというのは有効だと思います。ウェッジを気に入ったブランドで長く使い続けている人や、次々に買い直している人も一度こういうウェッジを入れて、自分のアプローチ技術を違う角度から見直すのもいいかもしれません。一度使うとちょっとくせになるかもしれませんよ。“チャレンジの向こう側に保険がある”といえるやさしいウェッジだと思います。ぜひ打ってみてください。

フォーティーンのウェッジをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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