3年ぶりの京都開催となる京都大賞典を分析
2022/10/10 阪神 11R 京都大賞典(G2) 1着 10番 ヴェラアズール 【Photo by JRA】
過去10年で5歳馬が5勝
■表1 【年齢別成績】
前走G1出走馬がさすがの好成績
■表2 【前走クラス別成績】
前走G1で先行した馬が抜群
■表3 【前走G1出走馬の前走4角通過順別成績】
前走G1以外なら3着には入っておきたい
■表4 【前走G1以外のオープン出走馬の前走着順別成績】
中山・阪神の芝重賞1着馬が好相性
■表5 【芝重賞1着実績の競馬場別成績・13~20年限定】
【結論】
前走G1で先行したアイアンバローズに注目
前走G2・G3・オープン特別(リステッド競走を含む)の場合は、そこで3着以内に入っておきたい。該当するのは4頭で、そのなかでも好データが揃っているのが、登録15頭で唯一の5歳馬にして、好相性の阪神芝重賞1着実績を持つビッグリボン。そのほか4歳馬のブローザホーン、インプレスもマークしておきたい。
前走3勝クラス出走馬も好走率が高く、昨年勝ったヴェラアズールと同様にジューンS1着から臨むサクセスシュートは軽視できない。
もちろん、そのヴェラアズールも注目の1頭。京都芝初出走だが、昨年のこのレースで阪神芝重賞1着実績を確保しており、適性はあまり心配しなくていいかもしれない。その意味では、出走予定馬で唯一京都芝重賞1着実績を持つディープボンドには格好の舞台と言えそうだ。
ライタープロフィール
出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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