ドローボールに固執しない!自分のスイングにおける持ち球を!

Gridge(グリッジ)

【(c)unsplash】

ゴルフというものは本当に難しいものです。止まっている球を打つだけなのに、なぜあんなにも曲がるのかまったく理解できません。

多くの初心者ゴルファーにおいて、どスライスは大きな強敵だといえるでしょう。

だからこそ、「飛距離が出る」「上手そうに見える」などの意見の多いドローボールを打ちたいと思いますよね。

しかし、ドローボールに固執しないほうが実は良かったりするのです。

スライスだって問題ない!

スライス、あるいはフェードでもいいのですが、ゴルフを初めて球とクラブが当たるようになった後、すぐに悩むのがこの曲がり方でしょう。

とかくゴルフ上級者はスライスをバカにします(偏見かもしれませんが……)。まあ確かに、スライスは初心者の証だといえるかもしれません。

しかし、ゴルフにおいて右に曲がる、左に曲がるということはスコアにとっては何ら関係はありません。

ある程度飛んでコース内に残っているのであれば全然OKなんです。

ドローボールを打ちたいのはわかりますが、ドローボールを打つ練習をするのであれば、スライスでもいかにコースに残すように打っていくのかを練習したほうがいいのではないでしょうか。

スライスを嫌がり過ぎるな!

カットするようにスイングしていて、さらにフェースが開いた状態によるスライスであれば、極端に飛距離が出ないため「問題」ではあります。

まあゴルフを初めるとほとんどの方がこの問題にぶち当たると思います。

しかし上記でも述べましたが、反対にいえば「ある程度飛ぶ、安定したスライス(フェード)」ならナイスショットだといえますよね。

ここから持ち球に対するアプローチが大きく分かれます。

①どスライスから安定したスライス(フェード)を打てるように練習する

②どスライスからドローボールを打てるように練習する

自分の持ち球がスライス系だった時に、②の練習は最短距離の選択になるとは言えませんよね。

つまり、スライスを嫌がり過ぎるのは自分の上達を妨げてしまう要因ともなり得るのです。

自分のスイングだからこそ打てる球を!

人間の体は本当に千差万別です。

身長、体重はもちろん、手足の長さや体のバランス、筋肉量やその柔らかさなど様々な組み合わせから個人にしか合わないゴルフスイングというものが存在します。

誰になんと言われようと自分の持ち球がスライス系なのであれば、それを受け入れてあげることが大切。

ドローボールに変更することは、自分のスコアアップについての練習ではなく「自己満足」に終わってしまうことも少なくありません。

少なくとも筆者はその経験があります……。

まずは自分特有のスイングから生まれる安定したショットを打つ方法を模索してみてはいかがでしょうか。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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