【BOATRACE】重成一人が11年ぶり2回目のSG予選トップ通過! 福岡ボートレースメモリアル

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 ボートレース福岡の「SG第69回ボートレースメモリアル」(優勝賞金4000万円)は26日、10R~12Rで準優勝戦が行われる。

 予選最終日の4日目はインが9勝、4コースが3勝という極端なレース傾向。12Rでは吉川元浩が見事なカドまくりから、2周1マーク並んできた深谷知博をねじ伏せて競り勝ち、3連単8万2540円という今節最高配当も飛び出した。

 注目の予選トップ争いは、やはり残っていた枠で明暗が分かれた。外枠の2走を残していた3日目までトップの馬場貴也は4着2本と苦戦。逆に内枠の2走を残していた重成一人(香川支部44歳)【冒頭の写真】が2、1着と好走。前日の3位タイから大逆転で予選トップ通過を果たした。2位にも1号艇残しだった前日8位タイの原田幸哉が急浮上。馬場と寺田祥は結局、7.00の同率で並ぶ3位タイとなったが、上位着順差で馬場に軍配が上がり、かろうじて準優勝戦10Rの1号艇は確保した。

 準優ボーダーの方も5.60まで下がり、王者・松井繁が同率だった大池佑来を上位着順差で下し、ギリギリ18番目に滑り込んだ。地元福岡勢は羽野直也の9位が最上位で、西山貴浩、篠崎元志の3人だけが予選突破という結果に。瓜生正義と岡崎恭裕は準優勝負駆けに失敗してしまった。

 準優勝戦のメンバーと枠番は次のとおり。

<福岡 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 馬場 貴也(滋賀支部)
2枠 寺田  祥(山口支部)
3枠 羽野 直也(福岡支部)
4枠 深谷 知博(静岡支部)
5枠 大峯  豊(山口支部)
6枠 丸野 一樹(滋賀支部)

【(C)BOATRACE】

 3日目まで得点率トップにいた馬場貴也(滋賀支部39歳)【写真上】が信頼度の高いイン戦を決めて、優出一番乗りを果たしそう。評判機を手にして気配上位の寺田祥が強敵だが、2コースという位置は微妙かも。むしろ、3号艇なら得意のまくり差しハンドルがある地元の羽野直也の方が怖い存在か。

<福岡 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 原田 幸哉(長崎支部)
2枠 桑原  悠(長崎支部)
3枠 山口  剛(広島支部)
4枠 西山 貴浩(福岡支部)
5枠 毒島  誠(群馬支部)
6枠 篠崎 元志(福岡支部)

【(C)BOATRACE】

 ここは原田幸哉(長崎支部47歳)【写真上】とエース機に乗る桑原悠の長崎コンビで好枠を独占。今年初めてSG戦で予選突破となった原田は「今節に限ってはエンジンの力を引き出せている」と久しぶりに機力に好感触を得ている。4日目のイン逃げ後に「福岡の1号艇は苦手意識があったんですが、今節は克服できて、うねりに負けないように頑張ります」と気を引き締めていた。長崎支部同士で、逃げて差しての両立レースになる公算が高いか。

 今節がSG復帰戦の山口剛が長崎コンビに風穴を開けるか。外枠3人はパワー面で強調できる部分はがないが、西山貴浩と篠崎元志は地元でなんとかしたい。

<福岡 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 重成 一人(香川支部)
2枠 今垣光太郎(福井支部)
3枠 宮地 元輝(佐賀支部)
4枠 稲田 浩二(兵庫支部)
5枠 石渡 鉄兵(東京支部)
6枠 松井  繁(大阪支部)

 2012年7月の尼崎オーシャンカップ以来、SG戦では11年ぶり2回目の予選トップ通過を果たした重成一人。その時はインからコンマ02のFに沈んでおり、11年越しにリベンジのチャンスを迎えた。評判機の1つを手にしており、パワー面でも優勢に立つ。あとは自身との戦いともいえる。

 一番の強敵は宮地元輝で、4日目も同じ3号艇から見事な全速ターンでインの毒島誠とデッドヒートを演じた末の2着だった。注目はやはり6号艇で登場となった松井繁の進入か。この前付けで稲田浩二あたりが絶好のカドになれば、一気に波乱含みのレースになるかもしれない。

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント