そしてトークは、いよいよ本題の「最強遊撃手は誰だ!?」へ。まずはOB編ベスト5を宮本さん、鳥谷さんに発表してもらった。

　井端弘和さん、野村謙二郎さん、石井琢朗さん、小坂誠さん……。2人は名遊撃手たちとのエピソードで話が盛り上がるが、それぞれの第3位はというと、宮本慎也と鳥谷敬。忖度なしで、お互いの名前をあげた。

「試合に出続けることは遊撃手にとってなかなか難しいこと。成績が普通かと言ったら3割を打っている。成績を残したうえでフルイニングで出続けたことがすごい。試合が決まっていても最後まで全力でプレーするところもすばらしい。数字以上のすごさをトリには感じている。甲子園は土のグランドなのでエラーが多くなるが、いろんな工夫をすごく考えていた」と宮本さん。

　一方で鳥谷さんも「宮本さんは今まで投手も含めていろんな野球選手に会ってきたが、こんなに送球が安定している人は見たことがない。こんなにボールって操れるんだと。どんな体勢になっても同じポジションへトップを入れられるのはなかなかできないこと。このボールを操るという感覚は、今後誰も持てないのではと思う」と大絶賛。

　お互いのことを褒めあう展開に「なんか恥ずかしいですね（笑）」と鳥谷さん。

　そして2人がともに選んだ第1位の遊撃手とは？　この選手のどんなところがすごかったのか、知られざるエピソードを語る。詳しくは動画でチェックを。