夏の神戸が舞台の日本一「カッコイイカラダ」決定戦。「人魚姫ボディライン」が似合うマーメイド部門も初めて開催

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7月となり、各団体のボディコンテストもいよいよ本格始動する中、鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美をエンターテインメントとして、より格好よく、より美しく楽しめる「Super Body Contest(SBC)」の兵庫大会が7/2(日)に兵庫・神戸ポートオアシスにて開催された。本大会は2023年シーズンの第5戦目であり、4月の京都大会に続いてシーズン2度目の関西が舞台となった。

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人魚のように、しなやかに美しく

まずMONOKINIでは、九州を拠点に研鑽を積む桜井ひなが京都大会に続いてChampion of the show(総合優勝)を獲得。まだコンテスト2年目であり経験値は浅いが、「もっと場数を踏んで余裕を持ったステージングができるようになりたい」と、さらなる高みへの意欲を大会後に語っている。

右が桜井。モノキニが似合うS字ボディラインを披露した 【(C)VITUP!】

SBC部門では、昨年のSBC FINAL(決勝大会)の女王・黒川紀子が戴冠。3団体合同コンテスト「筋肉祭」やJ-CLASSICなど他団体も含めてコンテストに精力的に出場を重ねており、「ちょっと疲れてきましたが」と笑顔を見せながらも、いつも通りの堂々のステージングで頂点に立った。

またTREND部門では、普段はマジシャンとして活動する異色のトレーニー・野玉梨花が総合優勝の座についた。「体づくりもまだまだですし、コンテスト経験も浅いですけど、職業柄、人前に立つのは慣れています」と、臆せずに堂々した、印象的なパフォーマンスを披露した。

右端がSBC女王を獲得した黒川。左から2番目の野玉はTREND部門で頂点に 【(C)VITUP!】

この兵庫大会でもっとも注目を浴びたのが、この日が初開催となったMERMAID部門だろう。ロングドレスを着用し、コンセプトはその名の通り「人魚」。海の中で優雅に泳ぐ、人魚のような美しさ、しなやかさ、切なさをステージで表現する競技となっている。

見事にこの新設カテゴリーで頂点に立ったのは、MONOKINI部門やTIGHT部門(タイトドレス着用カテゴリ―)などで実績を残してきた木場田佳織。「コンセプトを聞いたときからずっと出たかった」という念願のステージで、これまでとは違った雰囲気を身にまといながら観客を魅了。SBCの“初代人魚姫”の座を獲得し、さらに、この日もっとも魅力的なパフォーマンスを披露した選手に贈られる「ベストパフォーマンス賞」も獲得した。

木場田(右)が初代SBCの人魚姫に 【(C)VITUP!】

男子はベテラン勢が活躍

細身のボディが評価されるTREND部門男子では、永田和也が初戴冠。スッと引き締まったボディが魅力の彼は、普段は小学校の教師として勤務。「子どもたちから『1位をとってきて』という手紙をもらっていた」と話し、期待に応える活躍を見せた。

学校教師の永田(左)がスタイリッシュボディを見せた 【(C)VITUP!】

王道のSBC部門とDENIM部門(デニム着用カテゴリ―)では、森脇哲平がダブル制覇を達成。「もともと細身でTREND部門を目指していましたが、気が付いたら大きくなって、SBC部門をとれてしまった」と笑うが、そのボディの完成度は王者に十分。「TREND部門は細身といってもトップ選手はそれなりに大きさはあるので、そこで戦える体を目指していきたい」と意欲を語っている。

森脇(左)はSBC部門とのダブル制覇 【(C)VITUP!】

また、男子のベストパフォーマンス賞はDENIM部門でオリジナリティあるカッコ良さを披露した崔勝利が受賞。LEGEND(男子40歳~)での戦いこそ優勝を逃したが、「見ている人に楽しんでもらいたい」というパフォーマンスは観客の心をつかんだであろう。

次回のSBCは、7/23(日)に札幌で開催。北の大地で、まだ見ぬ選手の登場を期待したい。

取材・文・写真/木村雄大
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