ビキニでは出原美知子が2冠。エントリ―300超、オレンジの地でのマッスルゲート愛媛大会は大盛況で終了

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ビキニで2冠を達成した出原美知子 【(C)VITUP!】

6/10(土)、愛媛・新居浜市市民文化センターにて『マッスルゲート四国』が開催された。コンテストの登竜門イベントであるマッスルゲートは、昨年に続いて2023年も日本各地で展開中。前回の「北関東大会2」以来約1か月ぶりに開催の今大会は、3度目となる愛媛県が舞台。年を経ることに四国の雄たちが集結するようになってきており、今大会のエントリー数は300超に。過去最高レベルの盛り上がりを見せた。

“声”が戻ってきた

今年のマッスルゲートではすでにこれまでのボディコンテストにおける盛り上がりを支えてきた“声出し”が解禁されており、会場は盛大な声援が飛び交った。特に今回は地方開催ということもあり、愛媛を中心に香川や徳島など四国、また広島や島根など中国地方の選手が集結。選手が所属するジムの友人など、“地元の仲間”を応援する雰囲気が印象的で、ボディビルでは名物の「腹筋が板チョコ!」「肩にちっちゃいジープ乗せてんのかい!」といった定番の掛け声も飛び交った。

今大会では全カテゴリーで熱い戦いが繰り広げられたが、中でもメンズフィジーク168cm以下級は35人がエントリ―し、2回に分けてピックアップ審査が行なわれるほどの盛り上がりとなった。ただ人数が多いだけではなくレベルも非常に高く、新人168cm以下級も制し、一般168cm以下級では2位となった島根県出身の森山準平は、初めてのコンテスト出場とは思えぬボディを披露。大学までの野球生活で培ったバランスも筋量もある体をつくり上げた。彼を制して優勝した黒田真二は特にバランスと美しいのカットを見せつけ、“これぞフィジーク”という体でこの階級を制した。

森山準平(右)は新人とは思えぬボディを披露 【(C)VITUP!】

また関西や中四国地方のマッスルゲートの名物選手である生見嘉英はボディビル・マスターズの部および70kg以下級に出場。空手、柔道、レスリングなど格闘技を取り入れた気合満点のフリーポーズを披露し、最後のポーズダウンでは同階級に出場した仲間を盛り立てながら会場を沸かせた。

岡山県を中心に活躍する生見嘉英(右から2番目)は会場を盛り立てた 【(C)VITUP!】

女子では今大会も多くの選手が出場したウーマンズレギンスに加え、ビキニフィットネスには2階級で14人がエントリ―。マスターズの部、一般の部ともにコンテスト経験豊富な出原美知子が、ボディはもちろん、美しい立ち居振る舞いで観客を魅了し、2冠を達成した。

経験豊富な出原美知子(中央)がビキニ2冠 【(C)VITUP!】

次回のマッスルゲートは、来週6/18(日)での浜松大会がが予定され、7月は熊本と群馬で開催される。

文・写真/木村雄大
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