パターはシンプルに背中を動かすだけ（佐伯三貴「最強の女子プロ流」木戸愛編）
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パターもシンプルに背中を動かす
木戸さんは目標に対して右手一本で構えるのですが、そうすると思ったよりも左に向きすぎてしまうクセがあるんですね。だから自分で、手で合わせてしまうところがある。
上位に入る選手ってパッティングのルーティンはほんと変わらないですし、リズムも変わらない。だからそういうのをもっと確立していこうよっていう感じですね。
木戸愛プロ「今はもうクラブをポンと置いて、それに対して手を添えてるだけです」
そして、背中とかワキとかを基準に動かしてるだけっていう感じです。
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パッティングのポイント：手ではなく背中を動かす
結構フォローが出ない人が多いので、左、右、と押してあげると改善できます。こうやって、手先でやるんじゃなくて背中でやれるようにすると、ミスも出にくくなります。
アマチュアの方は体の前方に意識があるけど、上手い人は肩や背中にあるほうが多いかな。
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パッティングのポイント：ヘッドをしっかり地面に座らせる
木戸さんの場合は押し過ぎちゃうからスライスラインに苦手意識があって、グリッププレッシャーとかそういう部分でちょっとミスが出てしまう。もともとリストが強いので、パターも強かったんです。だからパターをコロがすというよりも、打ってるって感じでした。それを今一生懸命コロがせるように、イコール押せるように練習しています。
木戸愛プロ「やっぱり狙ったところに向き切れてるかっていうのはすごく大事なところで、向けているつもりになってしまってるから確率も下げてるのかなってところに気づいたので。地道な反復練習ですが、狙ったとこに向けるようにしっかりやっていきたいなと思ってます」
アマチュアの方にはショットの練習に行ってもパッティングしないみたいな人も結構いると思うんですけど、最後の要はパッティングなので、 やっぱりアプローチ・パッティングには練習時間を取って欲しいなと思います。
動画ではより詳細な背中の動かし方などを確認できます。ぜひご視聴ください。
木戸 愛（きど・めぐみ）1989年12月26日生まれ。神奈川県横須賀市出身。2008年にプロテスト合格。12年「サマンサタバサガールズコレクション・レディス」でツアー初優勝。モデル顔負けのスタイルが魅力の長身ゴルファー。
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