ゴルフ用語をおさらい!「カラー」って何だろう?

Gridge(グリッジ)

【(c)イラストAC】

こんにちは、ライターのとやです!

ゴルフの経験がある程度ある方なら当たり前、でも知らない人にとっては全然知らないことってありますよね。

そんな初心者へ向けてゴルフ用語をおさらいしていくシリーズ。今回は「カラー」って何だろう?

グリーン周りでよく使われるこのワード、皆さんご存知ですか?

「カラー」とはグリーンを囲むコースとの境目のこと

【(c)Gridge】

フェアウェイよりもちょっとだけ芝が短く刈られている部分。でもグリーンよりは芝が長いココです。

よく下りのパットを打ち過ぎたときに、「そこで引っかかって止まってくれー!」なんて祈ったりもするものです。

ここがカラーと呼ばれる場所(他に「エプロン」「フリンジ」なんて呼ぶこともあります)。

これは知っている人も多いと思うんです。

でもちょっと考えてみると「あれ? カラーって◯◯◯しても大丈夫なんだっけ?」と案外迷うケースもあるんですよ。

ケース別に確認していきましょう。

まずは「カラー」ってグリーン? グリーン外?

グリーンをぐるりと囲むように配置されているカラー。

ここはグリーンなのでしょうか。それともグリーンの外とみなされるのでしょうか。

実はカラーはグリーンではないんです。

グリーンではない、ということはマーカーを置いてボールを拾い上げたりすることができません。

もし仮にボールを拾い上げてしまっては1打のペナルティが課せられます。

※ただし、同伴者のプレーの線上にかかっていて、同伴者がマークを要求した場合にはマークすることができます。

またカラー上にボールが着弾して、ディボットになっているようなケースでもこれを修復できないんですね。こちらは2打罰のペナルティです。

ボールがグリーンに少しでも触れていればそこはグリーン

【(c)Gridge】

勘違いされやすいというか、なかなか即答するのが難しいこちらのケース。

パットを強く打ち過ぎて、カラーで引っかかって止まるケースはよくあります。

こんなときはグリーンに少しでもボールが触れていれば、グリーン上にあるとみなされます。

ということは、イラストのような状況であればボールをマークして、ピックアップしてもなんら問題ありません。

プライベートの仲間内でのゴルフなら曖昧にしているケースかもしれませんが、競技ともなればルールに従って判断されます。

ニアピンホールで、他にワンオンしている人がいなければ、もちろん「ニアピン」の権利だって発生します。

覚えておいて損はありませんよ。

自分のボールはカラー ピンまでのラインにディボット跡が!?

【(c)Gridge】

自分のボールはカラーに止まっているケースでは、パターで狙うことも多いケースですよね。そんなときピンまでの間にボールマーク(ディボットマーク)があったらどうしますか?

このボールマークは修復してもいいんでしょうか?

グリーン上にボールが止まっていれば何も躊躇せず修復するんですが・・・。

実はこのケース、ボールマークを修復しても大丈夫。

けれどもボールはグリーン上ではありませんから、ボールをピックアップしてはいけませんよ。

カラーにまつわる「良くあるけれど、ちゃんと知らないこと」ってありますからね。

自信を持ってプレーを進められるように用語だけでなく、カラーに関連するルールも覚えておけるといいですね♪
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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