左足上がり、かつグリーンが上り傾斜のアプローチ(佐伯三貴「最強の女子プロ流」木戸愛編)
左足上がり、かつグリーンが上り傾斜の場面でのアプローチをレッスン。この状況で木戸が気を付けるポイントとは?さらに、上り傾斜でもしっかりコロがすための佐伯流テクニックを紹介する。(撮影日:2022年1月21日) 【ALBA TV】
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左足上がりのアプローチのポイント
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木戸愛プロ「クラブは52度を選びます。ポイントとしては、どうしても打ちに行きたくて刺さってしまうことがあるので、そうならないように、しっかりヘッドが低く出てお腹で押し込めるように注意します。フォローはあんまり取らずに、低いイメージで」
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これが58度なら右のツマ先の前でもいいと思うんですけど、52度でロフトがあるので、あまり右に置いてしまうと、今度はつぶしてしまって球が上がらずに距離感が合わせづらくなります。だからそこまで右に置かない、ちょっとだけっていう感覚ですね。
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ヘッドのヒール側に当てる意識を持つ
ヘッドの先のほうで打ってしまうと左回転が増えるので、こういうフックがちょっときつい上りのラインでは、フック傾斜に乗ってしまうんですね。だから思ったよりも左に流れ出ちゃう。
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ピンではなく落としたい場所に向けてアドレスする
まっすぐに向いて「左に打ち出そう」とか「右に打ち出そう」とかするんだったら、この場合はアドレスを右に向けておけば、ただポンって下ろしたら目標に飛んで行くよっていう感じです。
あんまり動けないんですよね、みんな。アプローチで右とか左とかに向けない。フック、スライスってあるのに、柔軟性があまりない。
しっかりラインを読んだときに、「あ、これぐらいフックするんだったら、じゃあここに落とさなきゃ」と思う、そこに対してのアドレスなので。
カップに対してアドレスしちゃうと、絶対真っすぐ構えてしまう、でも落とすのは右方向だからインサイドに入ってしまう。これがトップするとかシャンクするとかの原因になっちゃうんです。
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ゆるい上りではフォローを出さない
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こういう状況でストレスなくパーを取れるっていうのは次のホールに向けての集中力も高めていけますし、木戸さんの場合はこういうアプローチのバリエーションがあまりなかったので、最近すごく増えてきて本当にいいと思いますよ。
木戸愛プロ「ボールの高さだったり、同じ球が打てる確率が増えていってるのを実感してるので、それをさらに再現性を高められるように頑張っていきます」
動画ではアプローチショットのテクニックを佐伯三貴プロの実演で確認できます。ぜひご視聴ください。
木戸 愛(きど・めぐみ)1989年12月26日生まれ。神奈川県横須賀市出身。2008年にプロテスト合格。12年「サマンサタバサガールズコレクション・レディス」でツアー初優勝。モデル顔負けのスタイルが魅力の長身ゴルファー。
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