プロはユーティリティでは何を意識して打っているか?(佐伯三貴「最強の女子プロ流」木戸愛編)
ツアーの一線から退き、若手女子プロの指導に力を入れている佐伯三貴。その卓越した理論は、女子プロ界屈指と言われる。そんな佐伯が女子プロの技術の核心に迫る。今回のゲストは木戸愛プロ。今回は木戸にユーティリティを使用して、ショートホールの1打目を打ってもらった。 実戦ではどのような考えのもとショットを打っているのか、佐伯・木戸による詳細な説明を通して、プロの思考法に迫る。(撮影日:2022年1月21日) 【ALBA TV】
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プロはどう考えてどこを狙う?
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ピンの位置はほぼセンター、手前と左は砲台で落ちちゃうので。しっかり高めの球で止めていきたいっていう感じですね。
例えばこのピンの位置だったら、どこを狙いますか?
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やっぱりこれぐらい距離があると、プロの場合は、ピンを狙うというよりは結構センターに打つという選手が多いと思うんですね。
「フェードヒッターだから、ピンの左からフェードです」っていうのは結構リスクがあります。左にまっすぐ行ってミスでバンカーに入っちゃったりすると、そこからのパーセーブが難しくなってくる。
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プロは確実にパーを取れるシンプルな方法を選ぶ
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シビアっていうよりは、シンプルに確実にパーを取れる方法を考えて、それがラッキーで寄って、バーディが狙えたりもします。優勝争いで本当にバーディを取らなきゃいけないときとはまた違うけど、普段はそれぐらい。取りに行って取れる距離じゃないので、もう本当に安パイ、安全に攻めるよね。
風を味方にして寄っていくという感じですよね。
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練習では、フェードを打ちたいから「ピンの左からフェードでいきます」って多分いうんですけど。これが試合となったらこれでいいという選択を今できてたので、非常に良かったです。
動画では番外編「左からフェードで狙うショット」も確認できます。ぜひご視聴ください。
木戸 愛(きど・めぐみ)1989年12月26日生まれ。神奈川県横須賀市出身。2008年にプロテスト合格。12年「サマンサタバサガールズコレクション・レディス」でツアー初優勝。モデル顔負けのスタイルが魅力の長身ゴルファー。
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