初夏に彩りを添える“カッコイイ”ボディ。静岡を舞台に東海決戦を開催【Super Body CCotest】

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Super Body Contest(SBC)の静岡大会(SHIZUOKA 03)が、5/28(日)に静岡・しずぎんホールにて開催された。SBCは、鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美をエンターテインメントとして、より格好よく、より美しく楽しめるイベント。2019年に初めて開催され、競技性を保ちながら、エンターテインメント性も持ち合わせた大会として注目を集めている。2023年のテーマは「PASSION」と定め、「飽くなき情熱をステージに注ぎ、挑戦を続けていく」と掲げている。

初戴冠の王者が次々と

2023年の4大会目であり、ますますヒートアップしてきたこの静岡大会。女子の中で輝きを放ったのは、普段は救命医として活躍する内田香名だ。この日はMONOKINI部門、SBC部門、TREND部門の3カテゴリ―に出場し、全ての年齢別カテゴリーでトップに立っただけでなく、MONOKINIとTRENDではChampion of the show(総合優勝)も獲得。SBC参戦2年目にして初の栄誉であり、「(優勝の証として授与された)クリスタルは想像以上に重かったです。物理的にもですし、これまでこれを獲得してきた人の思いの重みも加わっていると思います。これに恥じないように、これからも精進したい」と喜びのを語った。

2カテゴリーで総合優勝を達成した内田香名(左) 【(C)VITUP!】

内田にSBC部門で競り勝ったのは、ベテランの相沢典代だった。これまでMONOKINI部門での総合優勝歴はあったが、ずっと出場してきたSBC部門ではなかなかそこに到達できずに苦戦してきた。それもあってか、表彰式では涙を浮かべる場面も。「今まではポージングで失敗することも多かったですが、今日は少しそこをクリアできたのかなと。でもまだまだです」と、さらなる成長に向けた言葉を残している。

ベテランの相沢典代(右から2番目)がSBC部門制覇 【(C)VITUP!】

華やかさが魅力のDRESS TIGHT部門(タイトドレス着用カテゴリ―)では、加藤柚花が頂点に立った。「肩回りを重点的に鍛えて、くびれをつくることを意識してきました」と話し、ステージ上ではこのカテゴリーのキーワードである“砂時計ボディ”を見事に体現。セクシーさ全開のパフォーマンスで観客を魅了した。

加藤柚花は赤いドレスでステージを彩った 【(C)VITUP!】

一方の男子では、コンテストルーキーの活躍も目立った。デニム着用のCOLLECTION DENIM部門では、村川ルカスヒロシが総合優勝を達成。本格的なトレーニング歴は約1年とまだ一歩を踏み出したばかりだが、「DENIM部門は純粋にかっこいいと思い、エントリーしました。目的をつくって、ゴールを決めて走ったほうがモチベーションになると思って本気でやってきた成果を出せました」と話し、誰でも参加しやすく、かつ成果も出しやすいカテゴリーであることを体現した。

DENIM部門を制したのは長身の村川ルカスヒロシ(左) 【(C)VITUP!】

細身のボディが評価されるTREND部門では、コンテスト参戦3年目の福井重明が念願の初戴冠。「圧倒的にサイズが小さいと昨夏に言われ、せめてTREND部門でも見合うくらいの筋量をつけようと、頑張って大きくしてきたました」と語る。ダブルエントリーしたDENIM部門では、総合優勝は達成できなかったがLEGEND(男子40歳~)クラスでは金メダルを獲得。“選手が一体となって大会を盛り上げる”ことがSBCではキーワードとなっているが、初挑戦の選手が多かったDENIM部門において、これまでの経験を生かして盛り上げの中心を担った姿も印象的であった。

福井重明(右)が念願のTREND部門初戴冠 【(C)VITUP!】

また、筋量が求められる男子SBC部門では、迫力のあるボディを披露した韓昇澈が頂点に立った。

筋量抜群の韓昇澈(中央)がSBC部門制覇 【(C)VITUP!】

次回のSBCは、7/2(日)に神戸ポートオアシスで開催される。また、SUMMER STYLE AWARD、J-CLASSICとの3団体コラボイベント「筋肉祭」が6/17(土)に大阪ドーンセンターで開催されることになっている。

取材・文・写真/木村雄大
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