芦屋オールスターは23日開幕 2022年最多勝利の新開航の魅力は「勝負強さ」

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【(C)BOATRACE 新開航】

SG第50回ボートレースオールスターは芦屋で23日(火)に開幕する。この大会の初出場組は12名だが、代表格と目されるのは新開航(福岡支部27歳)【写真2枚】である。

その魅力は「勝負強さ」。
2022年1年間で挙げた白星は125で全選手中トップ、2位の益田啓司との差は12だった。
2021年は122勝で石川真二と藤山翔大が並び、2020年に134勝を挙げた峰竜太は2位と6勝差だった。新開航がこれだけ大きくリードできたのは、勝ち切る強さがあるからにほかならない。
1年間の1着率は3割9分9厘。野球でいえば夢の4割打者に匹敵する数字である。ちなみにイン1着率は93.5%と驚異的であった。

さらに!
年間V10という数字が「勝負強さ」を裏打ちしている。
初優勝は2018年1月の芦屋。その年は11月の福岡ルーキーシリーズでも勝って存在感を示し始めた。翌2019年と2020年は優勝1回にとどまり、優勝できなかった2021年を経て、2022年に大ブレークした。

V10 のうち一般戦が6回、ルーキーシリーズ3回、そしてG2モーターボート大賞(7月芦屋)を取っている。

むろん実力は折り紙付きだが、今年は29勝、V1 にとどまっており悔しい思いをしていることだろう。今年の成績トップは73勝&V6の白井英治であり、新開航も巻き返しを図りたいはずだ。

【(C)BOATRACE 新開航】

そのきっかけとして、37位で選出されたオールスターは絶好の機会といっていいだろう。
今年2月の「令和4年優秀選手表彰式典」では最多勝利で表彰され「上の舞台で活躍する先輩のようになりたい」と明言した新開航。そのスピードとテクニックを磨くとともに、感謝の気持ちをファンに伝えるのが初優勝の水面、芦屋だ。
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