話題の「溶岩ヨガ」ってどうなの?効果やおすすめスタジオ9選もご紹介

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今やヨガは女性のエクササイズの定番となっており、特に、温かい室内で行うホットヨガは、大量の発汗によって爽快感を味わうことができ、高い人気を集めています。そんな中、「ホットヨガの進化版」と呼ばれる「溶岩ヨガ」が注目されつつあることをご存じでしょうか。今回は、新たなホットヨガ、「溶岩ヨガ」の魅力について掘り下げていきます。

[1]溶岩ヨガってどんなもの?

◇溶岩ヨガとは

溶岩ヨガは、スタジオ内に敷き詰められた溶岩プレートの上で行われます。火山の噴火などで噴出したマグマが冷えて固まった天然の溶岩プレートを温め、高温多湿の環境の中でヨガを行うのです。スタジオ内は39度前後、湿度60%に保たれ、その中でヨガを行うことで大量の発汗を促すことから、その爽快感で人気を集めています。

▼ホットヨガとの違い
溶岩ヨガと同様に、高温多湿の環境で行われるヨガとして「ホットヨガ」が知られています。ホットヨガの場合、スタジオの加湿や加温には、暖房や加湿器などの空調設備を使用します。しかし溶岩ヨガの場合、天然鉱石のプレートを温めることで、熱や遠赤外線、水蒸気が発生して高温多湿の環境が作られています。

つまり、ホットヨガは人工的な温かさ、溶岩ヨガは自然の熱による温かさで温室を作り出しているという違いがあるのです。

▼岩盤ヨガとの違い
溶岩ヨガと同様に、自然の熱による温かさを使用したヨガとして「岩盤ヨガ」があります。溶岩も岩盤も天然鉱石ではありますが、それぞれを構成している成分が異なります。

・溶岩

溶岩とは、火山の噴火などによって噴出したマグマが地表に流出したもの、または流出したマグマが冷え固まってプレート状になったもののことを指します。溶岩には、地球の内部に存在している天然の鉱物が豊富に含まれており、火山からしか採取することができない特殊な天然鉱石です。

・岩盤

岩盤は、砂や火山灰、生物やプランクトンの死骸などが、長い年月によって圧縮されてできた天然鉱石です。

溶岩は、岩盤に比べて温度が高くなりやすく、遠赤外線の放射率も高いため、溶岩ヨガは体を芯からしっかりと温め汗をかきやすくしてくれるといわれています。さらに、溶岩に含まれるミネラル成分は岩盤の倍以上といわれているため、マイナスイオンが発生しやすく、高いリラックス効果が期待できます。

こういった理由から、岩盤ヨガに比べて溶岩ヨガの方が、より効率的に効果を得ることができるといわれているのです。


◇溶岩ヨガで期待できる効果

▼体を深部から温めて血行を促進
溶岩からは、遠赤外線が放射されています。遠赤外線は、紫外線のように目に見えない光線の一つであり、ものを内側から温めることができることから、「熱線」とも呼ばれています。表面的に体を温めた場合、その温かさはすぐに失われてしまうことがほとんどですが、遠赤外線の場合、内側からしっかりと温めるため、その温熱効果は72時間持続するともいわれています。

そのため溶岩ヨガでは体を内側からしっかりと温めることができるため、血行促進や血流改善をサポートしてくれます。また、血流の促進によって、疲労回復や冷え性の改善が期待できるのも、うれしいポイントです。

▼絶大なデトックス効果
発汗には、「汗腺からの汗」と「皮脂腺からの汗」の2種類があります。暑い季節や入浴時など、体を外から温めた時は、汗腺から汗が分泌されます。汗腺からの発汗には、老廃物が含まれ、ベタベタとした汗になります。

それに対して皮脂腺からの汗では、体内毒素や老廃物、体内に蓄積されていた化学物質なども排出されます。しかし皮脂腺を開くのはとても難しく、マラソンであれば30キロ程度走る必要があるといわれています。

溶岩から発せられる遠赤外線には、皮脂腺からの発汗を促す効果があり、遠赤外線が体内の水分子に働きかけて、体を芯から温め、皮脂腺を開きやすくするといわれています。溶岩ヨガは、皮脂腺からの発汗を促し、体内毒素や老廃物を排出してくれるため、デトックス効果が期待できます。

▼美肌効果
皮脂腺からの汗は、とてもサラサラしているという特徴を持っています。皮脂腺から分泌されるサラサラとした汗には、肌の保護膜になる新鮮かつ質の良い脂が含まれています。その脂には、肌を保護・保湿する効果があるため、溶岩ヨガの後はシャワーで汗を洗い流す必要がないともいわれています。

また、血行促進を促すことで新陳代謝も活発になり、肌トラブルが解消されやすいというメリットもあります。

▼バナジウムによる健康効果
溶岩に含まれているミネラルは、溶岩プレートを温めることで、水蒸気とともに空気中に放出されます。スタジオ内に広がったミネラル成分は、深い呼吸によって体内に取り込まれていきます。ミネラル成分の中でも、バナジウムには、血圧や血糖値、コレステロール値を低下させる作用があるとされており、生活習慣病への効果も期待できるのです。

▼リラックス効果
ヨガの深い呼吸には、心身をリラックスさせる効果があります。それに加えて溶岩ヨガでは、溶岩プレートから放出されるマイナスイオンでさらなるリラックスを促すため、ストレスの緩和や精神的な癒しの効果が期待できます。


◇溶岩ヨガの効果を高めるためのポイント

▼水分補給をしっかりと
溶岩ヨガでは大量の汗をかくため、水分補給が欠かせません。良質な汗をかくためにも、岩盤ヨガを始める前だけでなく、岩盤ヨガを行っている最中も、しっかりと水分補給を行うことが大切です。また、多くの溶岩ヨガスタジオでは、発汗作用を高めるドリンクや脂肪燃焼効果をサポートするドリンクなどが販売されているため、溶岩ヨガの効果をさらに高めたいときはぜひ試してみてください。

▼食事にも気を使う
溶岩ヨガの後は、体が栄養分を吸収しやすい状態になります。そのため、高カロリーなものを摂取すると、体は普段よりも早いペースで吸収してしまい、脂肪に変化するのも早くなるというリスクがあります。溶岩ヨガの後はヘルシーなものを摂取するようにしてください。


◇溶岩ヨガをする際の注意点について

高温多湿の環境で行う溶岩ヨガは、炎天下で運動するのと同じことです。つまり熱中症にかかりやすい要注意環境といえるのです。そのため体調が優れない状態で無理に溶岩ヨガを行うと、体内の水分や塩分バランスの調整機能の低下や、頭痛、めまいを誘発したり、ひどい時には体のけいれんを引き起こすことがあるともいわれているため、注意が必要です。

溶岩ヨガの効果を十分に実感するためにも、きちんと水分補給をしたり、つらい時は途中退室するなど、体調に合わせて、無理せず工夫しながら行うことが大切です。


◇溶岩ヨガをするときの服装

溶岩ヨガでは大量の汗をかくため、普通のTシャツや短パンでは汗を吸ってウェアが重くなってしまいます。ポリエステルのような吸湿速乾性に優れた素材の服を選び、キャミソールやスポーツ用のレギンスなどを着用することをおすすめします。

【画像:pixabay】

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[2]おすすめの溶岩ヨガスタジオ9選

[3]溶岩ヨガで汗を流してデトックスしよう

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