パターのセットアップもハンドファースト!?(勝みなみのショートゲーム パッティング編)

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女子プロの中でもアドレス時のハンドファーストが強い勝みなみプロだが、パターのセットアップもハンドファーストだった。しかも、ボール位置も調子によって変えると言う。驚愕と納得がギュッと詰まったパター編。(撮影日:2021年2月4日) 【ALBA TV】

パッティングの左右のブレはボール位置で調整

日によって体の具合やバランスが変わるので、まずはいつものポジションで打ってみます。

ボールが右に出たり左に出たり、あとは体に力が入って違和感を覚えることがあるので、そういう時は、ボールの位置を左に置いてみたり右に置いてみたりして、毎日調整しています。

私は左に出るなと思うことが多いので、そういう時はちょっと真ん中目に置いてみて、今日はこの方が調子いいなと思ったら、そっちでやったり。

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ストロークではなくボール位置を変える理由は、そのほうが感覚を変えずに合わせられるからです。

アドレス時からなるべく手首を固定して打つ

構えやすいので、パッティングもハンドファーストにしています。

ショットもハンドファースト気味で左のほうにグリップがいく構えなので、その流れで、パターもバランス的にそのほうが構えやすいし打ちやすいので、あんまり真ん中にしようって思わずにやってます。

ボールに当たる形のままで構えたほうが、フェースも返ったり開いたりということが少なくなると思います。

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私の場合は、最初にハンドファーストの形を作ることで、このまま真っすぐ真っすぐに当たります。

垂直に構えるとインパクトの時に開いて当たってしまうので、それが嫌だから、最初からハンドファーストの形にして振ってるという感じです。

シャフトと左手を真っすぐに構えて手首をロックする

パターではあまり手首を使わずに固定しておきたいので、少しヒールを浮かせるというか、左腕とシャフトを真っすぐにすることで、左手首の角度をロックします。

手首を動かさないので、手だけが先にいくことがあまりないです。

お尻を出して背筋を伸ばし背骨に軸を作る

パターもショットと同じで体と一緒に回すのが基本なので、背中を軸にして回していくって感じです。

背中が曲がってしまうと上半身のすべてが丸まってしまうので、力が入りやすくて動かしづらくなります。

ポイントとしては、ちょっとお尻を突き出すイメージで構えてもらうと、背中が丸まらずに自然と腕とか体とかもいい位置に決まります。

そうやって打っていくと、自然と背中が軸になってくると思うので。

ショットも一緒で、背骨を丸めて振ると、背中を軸にして回すんじゃなくて、腕を上げるっていう意識になってしまうんです。

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お尻を出して構えることで、「背中を回した結果手がついてくる」という意識に自然となってくると思います。

スパットに一点集中して打ちだし出し方向を安定させる

私はパッと見た時に、自分が狙いたい方向がすぐ決まるんです。アーチを描くんじゃなくて、点で決めるタイプ。目標にまっすぐ打って、距離と方向さえ合えば入るっていうタイプです。

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後ろから見た時に最初に見えたところが自分の狙う位置で、そこから曲がっていくっていう意識でやるので、そこに打ちさえすれば入るという感覚です。

目標が遠い場合は、半分か3分の1くらいのところにスパットを作って、そこを打ち抜くイメージです。

勝みなみプロのパッティングの打ち方

1、信頼するストロークは変えず、左右のブレはボール位置で調整する
2、アドレス時にインパクトの形を作り、なるべく手首を固定して打つ
3、手首の角度をロックするためシャフトと左手を真っすぐに構える
4、背骨に軸を作りやすくするためお尻を出して背筋を伸ばす
5、スパットに一点集中することで打ちだし方向を安定させる

動画では、勝みなみプロの独自のパッティングをよりわかりやすく確認できます。ぜひご視聴ください。
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著者プロフィール

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