ロングネックで高重心!プロギア「0 TOUR ウェッジ」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、プロギア「0 TOUR ウェッジ」を試打・解説していただき、おすすめユーザーについても語っていただきました。

プロギア 0 TOUR ウェッジの特徴

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プロギア 0 TOURウェッジは、プロギアのアイアンシリーズの中で「00 アイアン」「01 アイアン」とつながりのあるウェッジです。

プロギアはこのウェッジを競技系と表記していて、ボールのコントロールやスピン性能を重視する競技者に向けたものになっています。

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特徴的なのはロングネックです。ロングネックにすると、重心が高くなってスピンがかかりやすくなります。

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さらに溝と溝の間に縦マイクロミーリングフェースという、肉眼では見えないくらいの細かいミーリングが縦方向に入っています。こうすることで、雨やラフからでも安定したスピンがかかる設計になっています。

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ソールは基本はロフトごとに1タイプずつで、適正なソール形状になっています。

※ 48°・50°:トレーリングエッジの削りは小さめで操作性を重視
※ 52°・54°:トゥヒールをやや大きく削り、バウンス効果と操作性を両立
※ 56°・58°:トゥヒールから大きく削り、バウンス効果を重視

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形状はほんの少しだけグースで、セミグースと言えるかくらいの絶妙な形状をしています。ブレードは真っ直ぐなので非常に構えやすく、ちょっと懐のあるいわゆる和顔といわれる形状になっています。ウェッジらしく日本人が馴染みやすい顔なので、顔にこだわる人にはとてもいいかなと思います。

プロギア 0 TOUR ウェッジ 試打した印象

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一番強く感じたのはスピンがかかる点です。

操作性もいいのですが、少しオートマチック感もあるかなという感じです。競技仕様ですがすごく身構えてコントロールしなくてはいけないという感じは受けませんでした。適度なやさしさも持ちつつ、しっかりボールを上げたり抑えたり、スピンをかけようとしたりするときのボールをコントロールする性能が高い印象です。

プロギア 0 TOUR ウェッジ おすすめユーザー

やはりプロギアのアイアンシリーズの中で、限定モデルである「00アイアン」、アスリート向けの「01アイアン」モデルと組み合わせるとバッチリかと思います。

もちろん「02アイアン」「03アイアン」など、少しやさしいアイアンを使っている人でも顔的にはつながりがあり、そこまでシビアではありません。ウェッジをいろいろ使いたい人も十分使えるモデルだと思います。

プロギアのアイアン・ウェッジをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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