安心感があって球が曲がりづらい。キャロウェイ「パラダイム MAX FAST アイアン」

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2023年キャロウェイの新シリーズ「パラダイム」が発表されました。そこで、今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに、「パラダイム MAX FAST アイアン」の特徴や試打した印象を解説していただきました。

パラダイム アイアンシリーズの特徴

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パラダイムアイアンシリーズは3モデルあります。その中で通常販売されているモデルが「パラダイム アイアン」と「パラダイム MAX FAST アイアン」です。もう1モデルの「パラダイム X アイアン」は店舗限定販売になっています。

MAX FASTシリーズは軽量シリーズと位置付けられています。ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンすべて軽量設計になっており、球を上げやすくつかまえやすく、パラダイムで最もやさしいシリーズと言えます。

パラダイム MAX FAST アイアンの性能と特徴

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パラダイムシリーズのアイアンの特徴は、3モデルとも同じテクノロジーが使われていることです。

まず、今までにない構造と素材が使われています。構造はスピードフレーム構造というこれまでにない新しいもので、ボディとネックを一体整形し、剛性を高めた作りになっています。

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フェースはフォージド455フェースカップ構造です。

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これらすべてがやさしさとボール初速アップのためのテクノロジーです。一見すると中空に見えますが中空ではなく、ボディ部分にインパクト時の強度を持たせつつ、低重心化するためにスピードフレームの3箇所に穴が空いています。

その穴もAIが強度とスピードアップと低重心化を考えて設計した形状になっているのです。

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中にタングステンウェイトが2箇所使われています。1箇所はトゥ側と内側にタングステンウェイトが使われていて、低重心化と高慣性モーメントを実現しています。

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さらに内部に「ウレタン・マイクロスフィア」という振動吸収材も使われていて、打感を良くしています。

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MAX FASTで形状的にも特徴があるのがヘッドの大きさとシェイプで、ヘッドはラージヘッドと言っていいくらい大きめです。

スタンダードモデルと比較すると、スタンダードモデルの方がオフセットもなくほぼストレートフェースで、ヘッドサイズもそれほど大きくはなくグースもほとんど付いていません。

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それに比べるとMAX FASTはヘッドも大きくグース感もあります。

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MAX FASTは日本市場向けのモデルなので、全体的な形状も他のパラダイムモデルとは違います。オフセットがついているだけではなく、ヒール側に高さが感じられてふところ感があるのが特徴です。

前作ローグSTのMAX FASTアイアンも1つだけ形状が日本人好みにアレンジされていましたが、パラダイムのMAX FASTアイアンも同じです。

パラダイム MAX FAST アイアン 試打した印象

MAX FASTアイアンはロフトが7番で26°と、超と言っていいくらいストロングロフトにもなっています。

アイアンでも飛ばしたいならMAX FASTにしておくという選択肢もありますが、それ以上にメリットとして感じられるのは構えたときのヘッドの大きさと実際の打球の安定感です。構えたときに安心感があり、球が曲がりづらいのがMAX FASTの特徴です。

飛びだけではなく、弾道安定性、安心感を求める人はMAX FASTモデルを選んでもいいと思います。

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キャロウェイのアイアンをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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