積極的に摂取したい「ビタミンD」

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 ビタミンDは脂溶性ビタミンのひとつで、日光を浴びると体内で産生する、ビタミンの中では特殊な存在です。

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免疫を調節する働きがあり、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かっています。

また、ビタミンDは強い骨の形成と維持に必要なカルシウムとリンの体内吸収を促進する働きがあり、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。

これから流行を迎えるインフルエンザを予防する効果があるとも言われていて、積極的に利用したいものです。

体内のビタミンDを増やす3つの方法

・日光浴をする
日本ビタミン学会は日光浴でビタミンDを生成するには、1日当たり、夏季は約30分、冬季は約1時間浴びることを推奨しています。日光浴でインフルエンザを予防するには、1時間以上は日光を浴びる必要があるようです。

・食事から摂る
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』によると、成人の1日摂取目安量は、最低5.5μg(マイクログラム)、上限50μgを推奨しています。ビタミンDが豊富なのは魚類(たとえばイワシ100gで50μg)ですが、穀類・肉類・豆類・乳製品にはほとんど含まれていません。魚を食べない人はビタミンD不足に陥っているかもしれません。

●多く含む食材
魚類…サケ、サンマ、イワシ、カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、サバなど
きのこ類…キクラゲ、干し椎茸など また、さつま揚げ、卵黄などにも多く含まれる。

・ビタミンDのサプリメントを飲む
ビタミンDのサプリメントは比較的安価なので、日光浴をしたり食事から摂取するのが難しい人はサプリメントで体内のビタミンDを増やすのが良いかもしれません。

ビタミンDを生活に取り入れることで、元気な毎日をめざしましょう。

忙しい毎日ではついつい身体のケアがおろそかになりがちです。

自らの健康を守るためにも、まずは皆さん一人ひとりが自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩です。

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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